「年末に離婚した私たち。これから新しい年が始まるっていう時の離婚は避けたかったけど、一刻も早く離れたかったので年末の離婚を決意しました。年末に離婚なんて絶対に寂しいと思っていましたが、年末年始は県外の友人が私が住む地元に戻ってきたりして、人に会うことが多く、思ったほど寂しくはなかったです。懐かしい友人に会うことで気が紛れたのは、離婚後の私にとってかなり大きかったです」(20代女性)
離婚後の寂しさを救ってくれたのは、友人だけではないようだ。
「5年間連れ添った元夫と年末に離婚しましたが、年末年始を理由に実家に帰れるから離婚は怖くなかったです。元夫との間に子どもはおらず、帰省するのは私一人だったので、身軽でした。両親には色々と問い詰められたり、親戚からは腫れ物に触るような扱いをされて気まずかったことは事実ですが、家に一人でいた方が寂しすぎて辛かったと思います。誰でもいいから一緒にいてもらうことは大切ですね」(30代女性)
>>旅行先に彼氏の両親が…GOTOキャンペーンがカップルたちにもたらした悲劇<<
年末に離婚を決意し、克服したのは女性だけではなく男性も同様だ。
「元妻と話し合って、新しい年に新たな気持ちで向かおうと決め、年が変わる前の12月に離婚しました。いくら円満でもやはり“離婚をする”という行為は少なからずダメージを受けます。そのダメージをできるだけ減らすためにも、前向きになれるような何かしらのきっかけは必要だと思います。結果、年が変わるとともに前向きにやり直そうと思えたのでよかったと思います」(20代男性)
もし夫や妻と離婚を考え、タイミングを見計っている人がいるならば、年末年始はおすすめできる離婚のタイミングかもしれない。