動画で宮迫は、2002年に放送された稲森いずみ主演ドラマ『探偵家族』(日本テレビ系)に、夫役として出演した時の舞台裏を回顧。彼によると、ある日、同ドラマの撮影が5時間も押した中で、一家団欒の食卓シーンを撮影することになったそう。だが、すでに時間が深夜に差し掛かっており、現場はピリピリとした空気になっていた。そこで宮迫は、“芸人は自分1人だし、和気藹々とした空気を作らなければいけない”と思い、リハーサルで「卵焼きうまいよな」と言いながら漬物を食べるなど、ボケを繰り返したとのこと。
その場には、当時子役だった神木隆之介もいたため、宮迫は現場を盛り上げ続けたそう。だが、最後のリハーサル時に事件は起きた。リハーサルの直前、宮迫の元にフロアディレクターがやってきて、「宮迫さん、これの次、もう本番なんで、ふざけないでください」と注意してきたという。
すると、現場の空気を考えてやっていた宮迫は、そのスタッフの言葉に大激怒し、「俺は真面目にふざけとんじゃコラァァァァ! お前らが5時間も押すからこんな空気になっとんじゃ! それ盛り上げようと思って真剣にふざけとんねん! 俺はふざけた気持ちで、ふざけたことなんて1回もないねんコラァァ! 監督降りてこい! なんで押してるか説明しにこいやコラァ!」と声を荒らげたそう。
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その結果、宮迫のマジギレで現場の空気は最悪の状態に。中でも子役の神木は、茶碗に箸が“カカカカッ!”と当たるほど、恐怖で震えていたという。この時のことについて宮迫は、結局自分が一番空気を悪くしてしまったと振り返りつつも、「あの時キレたことは間違ってるとは思っていません」とコメント。そして、「キレてしまったフロアDの方、もし有名になられてたら、本当にすいませんでした。だいぶ改心しました。大人になりました。お仕事をください!」と謝罪し、笑いを誘った。
当時は怒りに震えていた宮迫だが、18年経ち、今はエピソードトークとして披露できるまでになったようだ。