同作は、椰月氏の同名小説が原作。同じ「石橋ユウ」という名の息子を持つ3人の母親たちの物語で、ささいなことをきっかけに幸せな生活が崩れていく姿を描く社会派エンターテインメント。
2011年公開の「ジーン・ワルツ」以来、10年ぶりの映画主演となる菅野は、元フリーライターで2人の息子を育てる留美子役。共演は高畑充希、尾野真千子という豪華な布陣だ。
菅野は13年4月に俳優の堺雅人と結婚。15年に第1子、18年に第2子が誕生したため、第1子誕生後は仕事をセーブしていた。
「13年には堺が主演したTBS系『半沢直樹』が大ヒットし社会現象を巻き起こした。堺は同作に全身全霊を傾けたが、それを献身的にバックアップしたのが菅野。そのことに堺は大いに感謝し、現在、多忙ながらできる限り家事と育児はこなすようにしているようだ」(テレビ局関係者)
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菅野は来年1月期の日本テレビ系ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」に主演。女優の浜辺美波と親子役を演じるとあって話題になっているが、長男は5歳で長女は2歳。まだまだ手のかかる年齢だけに、撮影中も気が気ではないはずだが、どうやら、今度は堺が家事と育児をバックアップする体制だという。
「『半沢』の撮影終了後からその体制に入っている。まだ、半沢の余韻が残るうちに、フジテレビとしては堺の主演シリーズ『リーガル・ハイ』の最新作をお願いしたいところだったがが、おそらく来年上半期は育休で稼働しない模様。堺としてはCMのギャラが1本5500万円なので、焦ってドラマのオファーを受ける必要はないようだ」(芸能記者)
堺が菅野に「恩返しの倍返し」することになりそうだ。