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坂上忍、渡部会見でマスコミ批判が過熱 過去にも同様の発言をくりかえしていた?

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坂上忍

 坂上忍の言葉が荒れ気味だ。アンジャッシュの渡部建の謝罪会見を巡って、MCを務める『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、連日のようにマスコミ批判を展開している。12月9日の放送では、会見を「もう、リンチだよ! どうなったら大の大人があんだけ集まってあんなことができるんだ」と渡部に同情的な声を向けていた。

 ​>>坂上、渡部会見巡りまた記者に「もう、リンチだよ!」 執拗に怒り「やってること記者と同じ」と指摘も<<​​​

 『バイキングMORE』は前身の『バイキング』時代から、芸能ニュースを含め時事ネタをゲストともに議論し、深掘りしていくのが持ち味。坂上も流れを面白くするためか、あえての極論や「逆張り」などをすることはあるが、渡部の会見に対するコメントは、マスコミのしつこさに辟易とし、嫌悪感すら露わにしているように見える。坂上自身、過去には飲酒運転による交通事故などスキャンダルを起こしてきただけに、マスコミに付きまとわれた経験は多そうだ。何より坂上は、2014年のブログでは「昔は.....超苦手。苦手だからブスっとして、必要以外のことは話さないで.....」とマスコミ嫌いだった過去を振り返っている。坂上のマスコミ嫌いは今に始まったものではないのだ。

 2016年に歌手のASKAが覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕され、嫌疑不十分で不起訴処分となった件では、逮捕後からASKAが乗車したタクシーの車内映像が流れ出した。これに対し、坂上は番組で「あれは関係ない。ああいうの流しちゃっていいのかな」とマスコミの過剰な報道攻勢に疑問を示している。

 また、同年の『FNS歌謡祭』(同)で、歌手の長渕剛が名曲「乾杯」の音楽に乗せて、マスコミや政治批判を歌った特別編を披露すると、坂上は番組で「どっちかっていうと近いものを感じた」と長渕の憤りに共感を寄せている。「これ言っちゃうんだ」とマスコミ側へのフォローはあったものの、かつてのマスコミ嫌いの自分を思い出しているかのような物言いだった。

 今年に入っても、10月1日の放送で、大麻取締法違反容疑で逮捕、起訴された俳優の伊勢谷友介が釈放されると、その後に向かった弁護士事務所まで追跡し、本人を直撃したVTRに対し、「そこまで追いかける必要があったのか」スタッフの取材手法に対する批判を行っている。

 やはり、坂上の中には、スキャンダルを起こした芸能人に対するマスコミの過剰な取材を嫌う傾向があると言えそうだ。

記事内の引用について
坂上忍のオフィシャルブログより
https://ameblo.jp/shinobu-sakagami/

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