逮捕されたのは、福岡県柳川市在住の自称会社員の42歳男。6日午後4時半過ぎ、柳川市三橋のリサイクルショップ「ブックオフ」のゴミ置き場にあったゴミ袋に火を点けた疑いが持たれている。なお、点いた火は、すぐに発見した従業員が駆けつけ消し止められた。
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警察が周辺の防犯カメラを確認したところ、42歳の男がライターでゴミ袋に火を点ける様子が映っていたため行方を追い、付近で発見。現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕した。火は直ちに消されたが、従業員の発見が遅れた場合、店が燃える可能性もあった模様だ。
逮捕された男は警察の取り調べに対し、容疑を認め、動機について「中古のテレビを売ろうとしたが、査定額が低かった。携帯を充電されてくれと頼んだら断られた。その腹いせでやった」と話しているという。
驚きの動機に、「売れないならネットオークションやフリマアプリなど別の手立てがあったはず。それで火を点けるのはあり得ない」「放火の罪は重い。判決はかなり大きいものになる」「査定は第三者がするもので、低いからと言って激怒するのはあり得ない」と憤りの声が上がる。
また、「査定に低さに怒るのはわからなくもないが、ブックオフで携帯を充電させろと要求するのはおかしい。きっとテレビも二束三文のものだったんだろうと感じる」「査定の低さは自分も感じているけど、携帯を充電されてくれというのはおかしいし、それで放火するのもあり得ない」「こんなことで恨みを買われたのではたまらない」「何から何までおかしい」という指摘も出た。
腹いせの代償は、かなり大きなものになりそうだ。