新井被告には昨年12月、一審の東京地裁で懲役5年(求刑5年)の実刑判決が言い渡されたが、判決を不服として控訴。一審判決の後に被害者に300万円を支払い和解していたが、先月の高裁判決では「被告は何を反省して何を謝罪しているのか不明確」と指摘された。
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高裁では一審判決が破棄され、減刑した懲役4年の判決が言い渡されたが、執行猶予はつかなかった。弁護側が期限までに上告しなかったため実刑判決が確定。新井被告は今月2日までに収監されたという。
「新井被告は『塀の中だけはカンベンしてほしい』と周囲に話していたようだが、執行猶予はつかなかった。上告してこれ以上、弁護士費用を払うことや、判決が確定するまでにかかる月日を無駄だと思い“ギブアップ”したのだろう」(週刊誌記者)
事件の被害者とは和解が成立していた新井被告だが、どこに感情をぶつけていいのか分からないのが、芸能界の“被害者”たちだという。
「まずは交際していた女優の二階堂ふみと夏帆。特に夏帆は母親公認の交際でゴールインが近いと言われていたほど。別れたとはいえ、新井被告の事件の報道が出る度に怒りが込み上げてきたのでは」(芸能記者)
そして数々の映像作品がお蔵入りしてしまったが、共演者たちも立派な“被害者”なのだ。
「直近の作品では、18年のフジテレビ系ドラマ『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』に悪役で出演。主演のディーン・フジオカは主題歌も歌い気合十分の作品で、視聴率は悪かったがクオリティが高い作品。しかし、地上波で再放送されることはない」(テレビ局関係者)
時間はたっぷりあるだけに、新井被告は塀の中から“被害者”たちに謝罪した方が良さそうだ。