問題となっているのは、アメリカ大統領選挙について取り上げている際の一幕。現在、トランプ大統領陣営はペンシルベニア州とミシガン州で集計の一時停止を裁判所に求める法廷闘争を本格化させており、ミシガン州でも陣営担当者が集計作業を十分に監視できる態勢が確保されていないとして提訴したことを発表している。これ坂上はこの動きに対し、「そもそも、こんなことやっちゃ駄目だよ。選挙やってるんだから」と批判。出演者の北村晴男弁護士が「そんなことはないですよ……」と指摘し始めると、「ちょっと静かにしておいてもらっていいですか!」と真顔で制止していた。
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また、トランプ大統領の再選を予想しているジャーナリストの木村太郎氏に対し、坂上が「提訴に持っていったり無効になったりして、トランプが大統領になった場合は木村さんの予想は当たりになるんですか?」と質問する場面も。木村氏は「当たりですよ、そりゃそうでしょ」と答えたが、坂上は「……納得いかないな!」と激高。「選挙では外れてるんだよ!? ただ、トランプのインチキでトランプが大統領になったら……。あ、それもコミコミの予想だったと?」と続けた。これに木村氏は「インチキじゃないでしょ……」と呆れたようにつぶやいており、北村弁護士も「裁判がインチキっていうのはおかしいでしょ?」とツッコミを入れていた。
この一幕に視聴者からは、「不正疑惑を正すことをインチキ呼ばわりはあり得ない」「選挙の不備を正すことが坂上にとってインチキなの?」「何が何でもトランプ大統領の悪口言いたいって気持ちが伝わってきた」という声が上がっていた。
また、番組中、坂上はたびたびトランプ大統領支持者を「信者」と表現。バイデン候補支持者については「支持者」と表現していたこともあり、「印象操作が露骨」「そういう言葉を使うのは相応しくない」という苦言も寄せられていた。