第1話は、活動していたアイドルグループをクビになり、コンビニでアルバイトをしている井上樹木(森七菜)だったが、ある日、唯一の楽しみであるお手頃価格のコンビニスイーツの感想をSNSにアップしていたところ、偶然居合わせた浅羽拓実(中村倫也)と口論になり――というストーリーが描かれた。
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コンビニの代表取締役・拓実にスイーツを見る目を評価されたコンビニアルバイト・樹木が、社運を賭けて売り出すシュークリームの開発にチャレンジするというシンデレラストーリーが描かれた本作だが、視聴者が困惑するシーンがあったという。
「主人公の樹木は誰にでもフランクに接し、ほぼ全員タメ口というキャラ。もちろん、初対面の拓実にも敬語を使わず、拓実が社長ということを知った後も馴れ馴れしく接していました。また、自社のケーキのレビューをSNSにアップするため写真を撮る場面もありましたが、制服姿のままコンビニ前に座り込み、『正直生クリームがイマイチなんだよね』と店長に文句を言う始末。視聴者からは、『こんなにガラ悪いヒロイン応援できない』『店の前に座り込んでる店員とか無理』といったドンドン引きの声が寄せられました」(ドラマライター)
また、特に批判を集めたのが、樹木がバイトから引き抜かれ、コンビニスイーツのパティシエの新谷誠(仲野太賀)とともに開発したシュークリームを拓実の元に届けた後のシーンだったという。
「シュークリームを一目見た拓実は『客の目を引かない』という理由で試食せずに作り直しを命じていましたが、これに樹木は激怒。『あいつ、偉そうに!』『あいつに何作ったって分かんないんだって!』とシュークリーム開発自体をやめようと誠に持ち掛けていましたが、誠は『じゃあ帰れよ! 君はただの遊びでも俺、これ仕事だから』と怒鳴って反論。樹木が引き下がる場面が描かれました。ヒロインが怒鳴られるという場面でしたが、視聴者からは、『すっきりした!』『言ってくれてよかった!』といった声が。樹木には、『仕事で1回ダメ出しされてキレるのは態度悪すぎる』『自分の方が偉そう』『こんな仕事に甘い主人公は嫌だ』といった声が上がっています」(同)
第1話にして、自分勝手すぎて共感できないという印象を残してしまったヒロイン。果たして、ここから巻き返せるのだろうか――。