第3試合では、暴力問題などを起こして昨年10月に引退した大相撲元十両貴ノ富士のスダリオ剛と、ジェームス・ライディーンなどのリングネームで、プロレスラーとして全日本プロレスなどに参戦し、日本でもお馴染みのディラン・ジェイムスがMMAルールで対戦。
1R、先に仕掛けたのはスダリオ。跳び膝蹴りを放っていく。ジェイムスは組んで行くが、スダリオはタックルを切って、首を極めながら膝を頭に打ち込みまくる。防戦一方のジェイムス。体勢が入れ替わりパンチを放つと、ジェイムスの鼻から出血が。1R終了。
2R開始前にドクターチェックが入り、ドクターが続行不能と判断。スダリオがMMAデビュー戦を勝利で飾っている。
試合後、スダリオは「今日はMMAデビュー戦で少し緊張しましたが、練習していたことが出来て良かったです。いつも支えてくれた妻、悲しませてしまったお母さん、エンセン(井上)さんを紹介してくれた小錦さん、エンセンさん、セラさんに感謝したいです。これからヘビー級にスポットライトが戻るように僕が頑張ります」と謙虚なコメントを述べて控室へ。
敗れたジェイムスは、今後は再びプロレスで活動していくとコメントしている。
◆RIZIN◆
『RIZIN.24』
2020年9月27日
埼玉・さいたまスーパーアリーナ 観衆 5000人
▼RIZIN MMA 特別ルール肘あり 120kg契約(3分3R)
○スダリオ剛(1R終了時ドクターストップ)ディラン・ジェイムス●
(どら増田/写真©︎RIZIN FF)