大塚は8月21日に発行された『小説現代』(講談社)2020年9月号に、短編ホラー小説『開けちゃいけないんだよ』を寄稿。祖母の家で起きる奇妙な出来事を題材としたホラー小説となっており、意外な人物の小説家デビューに大きな反響が集まってる。
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歌手で小説家と言えば、町田康、辻仁成など、第一線で活躍している人物もいるが、大塚の作家デビューには厳しい声が集まっているという。
「実は、歌手で小説家として大成するパターンはあまり多くありません。芥川賞作家の川上未映子はかつて歌手でしたが、歌手としては鳴かず飛ばずで作家としてブレイクしたという珍しいパターン。また、辻の元妻の中山美穂もファンタジー小説『アタシと私』(幻冬舎)を発表しましたが、小説ファンからは、『面白くなくて読むのに苦労した』『これから話が深くなるのかなと思ったけどそうならないまま終わった』といった酷評が集まる事態に。さらに、ロックバンド・SEKAI NO OWARIのメンバーであるSaoriは17年に藤崎彩織名義で小説『ふたご』(文藝春秋)を発表し、直木賞候補ともなりましたが、2作目はいまだ発表されていません」(芸能ライター)
大塚のデビュー作は恋愛小説ではなく、ホラー小説だとして注目が集まったが――。
「大塚も自身の曲の作詞こそ務めていますが、小説はまったくの別物。小説家デビューが報じられた際のインタビューでは、本を読むのはあまり得意ではないとしつつ、学生時代には読書感想文が得意だったと告白するなど、文学に精通している人物ではないことも明らかです。長年発行部数に伸び悩む文学誌が売り上げを伸ばすため、話題性のある歌手やタレントに寄稿を頼むのは珍しくないパターンですが、1作目は話題になっても、実力が試される2作目以降を発表するのは困難。次作を出せるかどうかが試されるところでしょう」(同)
小説家“デビュー”が大々的に報じられた大塚。本当の意味で小説家となることはできるのだろうか。