ただ男性アナウンサーのフリーでの活躍は、女子アナに比べても厳しいといえる。女子アナの場合は、バラエティ番組のアシスタントなどに活路を見いだせるが、男性アナの場合、『モーニングショー』(テレビ朝日系)の羽鳥慎一アナのように、冠番組を持つレベルまで活躍しないと難しいだろう。
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さらにイケメン、さわやかといったイメージが売りの場合は、キャラ崩壊の危険もある。実際に、元フジテレビの田中大貴アナの例もある。
田中アナは、小学校から大学まで野球を続けたスポーツマンキャラで、仕事でもスポーツイベントの中継やリポートで活躍。『とくダネ!』(フジテレビ系)のアシスタントを10年務め、小倉智昭からも寵愛されていた。2018年4月末でフリーに転身し、5月からオスカープロモーションに所属していたが、『週刊文春』(文藝春秋)に女子大学院生を強引にホテルの部屋に連れ込んだとのスキャンダルが報じられ、オスカーを退社している。
このほか、元フジの長谷川豊アナはネット上での発言が問題視されレギュラー番組を次々と降板、選挙の公認候補からも外されてしまった。「麿」の愛称で親しまれた元NHKの登坂淳一アナはバラエティ番組には出ているものの、報道系では『BSフジNEWS』(BSフジ)の日曜日レギュラーを務めるのみで、目立った活躍はない。登坂アナも、NHKの札幌放送局時代のセクハラ疑惑が『週刊文春』に報じられていた。
フリーとなると事務所や組織の後ろ盾もなく、ちょっとしたスキャンダルでイメージダウンにつながる可能性もある。青木アナも身辺にはくれぐれも注意してもらいたいものだ。