事件が発生したのは、さいたま市緑区のセブンイレブン東浦和七丁目店。住所不定無職の63歳男が店内に入ると、レジにいた16歳の女性店員と51歳のオーナー男性に向けてアイスピックを向け、「金を出せ」と脅した。
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ここで51歳のオーナーは怯むことなく、護身用の木刀を手にして対抗。その隙に事務室にいた24歳の女性店員が110番通報し、駆けつけた浦和東署の警察官が男を強盗未遂容疑で現行犯逮捕した。当時店に客はおらず、店員に怪我はなかった。逮捕された男は警察の取り調べに対し、容疑を認めているという。
まるで海外ドラマのような展開に、「オーナーはよく驚かなかった。連携も良く職場の雰囲気の良さを感じた」「アイスピックと木刀では勝負にならない。犯人はかなり驚いたのでは」「店側は個々が適切な判断をした。簡単そうに見えて、なかなかできることじゃない」と店側の危機管理を評価する声が上がる。
一方で、「なぜオーナーは木刀を持っていたのか」「浦和のあたりはコンビニのオーナーが木刀を持っていないと務まらないということなのかな…」「アイスピックとか木刀とか物騒だよね」「浦和の治安が怖い。埼玉は物騒なイメージがあるけど…」という声も。
そして、強盗未遂容疑で逮捕された男については、「情けない。63歳にもなって強盗だなんて」「アイスピックで強盗をしようとする精神が幼稚すぎる」「まともな生活をしようと思わなかったのか」と疑問の声が上がることになった。
オーナーが木刀を持っていたことには賛否両論あるが、強盗を撃退出来たことを考えると、ある程度応戦できるような防御策を講じることは、必要なのかもしれない。