フワちゃんは、昔から笑いすぎると失禁してしまう体質であることを公表しており、今回の騒ぎもその体質によるものだったという。
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タレントも人間である以上、生理現象には勝てない。この手のトラブルは数多く発生している。
近年では3月放送の『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)で、お笑いコンビ・エイトブリッジの別府ともひこが本番中に尿意をもよおした。我慢の限界に達し、ズボンのチャックを開け、持っていたペットボトルを差し込んだところをカメラに押さえられるという大失態を起こしたことが話題になった。なお、ペットボトル作戦は未遂に終わり途中でトイレへ駆け込んで事なきを得ている。
別府の件は収録のため、撮影を止めさえすれば問題はないが、大変なのは『24時間テレビ』のような長時間の生放送である。
特に毎日のように出演するワイドショー番組ではその手のエピソードには事欠かない。『スッキリ!』(同)でMCを務める加藤浩次は、ある日本当に「漏らして」しまったことがあるという。
2015年のある日、VTRの途中で加藤の姿がスタジオから消えたことがあった。
いつもなら本番前か、長いCMの最中にしかトイレには行けないのだが、この日はたまたま腹の調子が悪くVTRの途中に用を足すことを決意。しかし、当時46歳の加藤は悲しいかな、若い頃とは違い我慢がきかず、トイレに行く前に少し漏らしてしまっていたのだ。
仕方なくノーパンでスタジオに戻ると、既にVTRは終わっており、共演者も動揺するばかり。加藤は自分が「漏らした」とは到底言えず、「申し訳ございませんでした」とひたすら謝罪。その後もノーパンのまま進行を続けたという「武勇伝」が残っている。
こうしてみると、ベテランの芸能人は生理現象の「ごまかし方」にも一日の長があると言えそうである。
文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)