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百田尚樹氏「マスクなんかしていない!」コロナ自粛を批判、「煽ったのは貴方様」反論の声も

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百田尚樹氏

 17日深夜、元小説家の百田尚樹氏が日本における新型コロナウイルス禍の生活について持論を展開。その内容が賛否両論となっている。

 百田氏は自身のTwitterで「炎上覚悟」と前置きした上で、「『コロナなんか怖くない!すべての活動を通常運転に戻せ!』これを言えない政府や政治家やメディアを持った国民の不幸。日本は、コロナではなく、コロナ自粛で瀕死になる」と、持論を展開する。

 ​>>百田尚樹氏、コロナは「弱毒化している?」 テレビは「喜んでいるように見える」感染者報道にも苦言<<​​​

 さらに、「私はコロナなど怖くない!有限実行で、マスクなんかしていない!『他人にうつす危険を考えないのか!』と怒鳴った人に言いたい。君は他人を轢き殺す危険のある車を一生運転するな!家族にも運転させるな!」(原文ママ)と訴えた。

 そして、一部ネットユーザーから「上念(司)さんと武田邦彦先生は2月ぐらいから近いことはおっしゃってましたね」と指摘されると、「2月の時点では、どんな脅威が誰もわからなかった!実際、欧米では大変なことになった。なぜか、日本ではそうならないことが5月くらいに明らかになっただけ」と説明し、さらに、「1月末から2月にかけてさんざん煽ったのは貴方様だと思うのですが」というツッコミに対しては、「その時点では、未知のウイルスで、どれほどの脅威かわからなかった。なぜか、日本ではそうならないことが5月くらいに明らかになった」と応酬した。

 コロナウイルスについては、落ち着きを見せると見られていた夏に、全国の一日の新規感染者数が1000人を超えるなどしており、メディアは「相変わらず猛威を振るっている」という論調で報じている。

 しかし、一部には重症者や死亡者が欧米と比較するとかなり少なく、治療方法も確立されつつあることから、百田氏のように「恐れず対策をして経済を回すべきではないか」との声も出ている状況。ただし、「自粛はやはりするべきだ」「ワクチンが出るまでは自粛するべき」「後遺症もある。まだ正体は明らかになっていない」とする声もあり、意見が分かれている。

 この件について、百田氏とともに1月から2月にかけコロナに警鐘を鳴らしてきた高須クリニック・高須克弥院長も、自身のTwitterで経済重視論に賛同。批判の声が寄せられると、「僕は高齢者の癌患者です。僕たちを守るために、死亡する確立の低い頑健な若者が仕事を失い困窮して行くのが辛いです。僕たちは用心深いです。医療従事者も優秀です。いまや日本の危機は経済に移行する段階です。悲観しないで注意しながら仕事しましょう」(原文ママ)と呼びかけ。また、百田氏のツイートもリツイートしており、「経済を回す」ことも重要と考えている。

 新型コロナウイルスが蔓延する現在、日本人がどう生活するべきか意見が分かれるところだが、闇雲に自粛することが日本経済に打撃を与え、失業者が溢れて返ってしまえば、ウイルスに感染していなくとも、生きていけなくなってしまう人を大量に出すことになることは間違いない。

 「正解」がわからない現在。「コロナ自粛だけが正義」ではないはず。そんな中で「経済を回す」ことを考慮せず不安を煽り立てる一部メディアに、苦言を呈した百田氏に賛同するネットユーザーは多かった。

記事の引用について
百田尚樹のTwitterより https://twitter.com/hyakutanaoki
高須克弥のTwitterより https://twitter.com/katsuyatakasu

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