先月30日から今月5日にかけて行われた舞台『THE☆JINRO-イケメン人狼アイドルは誰だ!!-』が、新型コロナウイルスのクラスターを起こしたとして今も波紋が広がっている。この場所からの感染者は16日午前の時点で59人に達した。同日付のスポーツニッポンによると、都内の小劇場でつくる小劇場協議会が、ガイドラインで会場内の物販や握手を禁止していたが、問題の舞台では守られていなかったと指摘。終演後に出待ちをしていたファンにサインした出演者もいたとの目撃証言もあるという。
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同紙は主催者のライズコミュニケーションについても、収容人数について国や政府が定めた基準を超えて設定していたと報道。当初は収容人数130人の恵比寿・エコー劇場での開催を予定していたが、会場側が「ソーシャルディスタンスを保てない」と難色を示しキャンセルになっていた。この経緯からライズは、186人収容のシアターモリエールに移行したという。
この報道に、坂上は「別にフォローするわけじゃないんだけど」と前置きしながらも、「小さい劇場でやるところほど(中略)採算とるの難しいわけじゃないですか」と舞台関係者の苦境を代弁。「ただ、この状況下で物販もやったりとかいって少しでも赤(字)を減らそうとするとね、俺やっぱこうなっていくのかな」と今後の演劇業界の先行きを懸念していた。
しかしネットからは「金儲け優先かよ」「『フォローするわけじゃないけどぉ』フォローばっかり」「従来のやり方ができないなら新しい方法を考えるんだよ。人数が1/3でも以前と同じ売り上げ、利益を上げる方法をな」 と坂上を批判する声が続出している。
かねてから、感染対策が十分だったとする主催者側に同調していた坂上。ずさんさが明らかになってもなお擁護をやめない坂上の姿勢に、多くの視聴者は呆れるしかないようだ。