中国・湖北(こほく)省で、68歳の男性が、箸で自身の痔をつつき、箸が肛門に刺さったと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『Shanghaiist』が6月9日までに報じた。
報道によると、男性はイボ痔を患っており、肛門にできたイボが気になり、箸でイボをつついていたという。ところが、男性は何らかのアクシデントにより、箸を肛門に突き刺してしまった。箸は金属製で10センチメートルほどの長さだった。
>>ニワトリの鳴き声が原因で近所の男性を殺害した男、殺害方法に「恐ろし過ぎる」の声<<
男性は病院に行き、「お腹が激しく痛い」と訴えた。医師がレントゲンを撮影すると、男性の腹腔内に金属の棒を発見したという。男性はすぐに手術を受け、箸は無事、取り除かれた。医師によると、箸は肛門から入り、腸を突き抜け、肺近くまで刺さっていたが、命に別状はなかったという。
医師が箸が刺さった原因を男性に問うと、男性は「イボ痔が気になり、好奇心から箸でつついてしまった」と打ち明けたという。医師は『Daily Mail Online』のインタビューに対し、「箸が肛門に刺さるケースは非常に稀である」と答えている。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「面白いニュース。男性が無事でよかった」「男性は受診するのが恥ずかしかったから、自分で治そうと思ったのかも」「箸が突き刺さってしまったこと以上に、箸で肛門を触ろうと思ったことが衝撃。箸は食べ物を扱うものなのに汚い」「男性は本当に痔を触っただけなのか。自慰行為をしていて言うのが恥ずかしかったから、痔のせいにした可能性もある」といった声が挙がっていた。
海外には、他にも箸を体のとある部分に刺してしまった人がいる。
中国・浙江(せっこう)省で、とある男性が尿道に箸を突き刺したと、海外ニュースサイト『Fox News』が2016年11月に報じた。同記事によると、男性は血尿が続いたが、病院で診察を受けることを恥ずかしく思い、受診を拒んでいたそうだ。
男性は自分で治そうと、箸を尿道に刺した。男性は痛みに耐えながら、箸を奥まで刺したが、自分で取り除くことができないほど、箸を尿道の奥まで刺してしまったという。箸は金属製で7インチ(約17.8センチメートル)ほどの長さだった。
男性は病院に行き、事情を話した。医師がレントゲンを撮ると、箸は直腸壁にまで達しており、もう少し奥まで刺さっていたら、命を落とす可能性もあったという。男性はすぐに手術を受け、その後、回復した。
男性は血尿を治すために箸を尿道に刺したと説明しているが、このニュースを知った人からは同情の声とともに、「箸で自慰行為をしていたのではないか」という声も挙がっている。
体に異変を感じたら、医師に診てもらうのが一番であり、自分で行動を起こすと、危険な事故を起こす可能性もあるようだ。
記事内の引用について
「Man, 68, has a 10-inch chopstick stuck in his belly after inserting it into his backside 'out of curiosity'」(Daily Mail Online)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-8358085/Chinese-man-68-chopstick-stuck-belly-inserting-backside.html
「Man gets chopstick stuck up his butt while “poking at his hemorrhoids”」(Shanghaiist)より
https://shanghaiist.com/2020/06/09/man-gets-chopstick-stuck-up-his-butt-while-poking-at-his-hemorrhoids/
「Man gets chopstick lodged in penis」(Fox News)より
https://www.foxnews.com/health/man-gets-chopstick-lodged-in-penis