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辻希美のアンチが爆増した騒ぎとは? 長年の攻撃を交わしてきた、炎上クイーンの貫禄【有名人の消し去りたい“黒歴史”】

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辻希美

 女子プロレスラーの木村花さんが23日、22歳の若さで急死した。木村さんは、恋愛系リアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していたが、あることがきっかけでSNS上では木村さんを誹謗中傷するコメントが相次いだ。この問題に各界で物議を醸し、社会問題に発展しつつある。

 SNSが普及してから、著名人の発言に対する反響は大きく、称賛やファンからの肯定的な声も多いが、当然アンチも増殖する。中でも、アンチに叩かれ続け“炎上クイーン”の称号を持つタレントの辻希美は、そのメンタルの強さに注目が集まっている。

 ​>>辻希美、息子が“女の子に見える”写真に批判集まる 過去の発言から「近々5人目も」の噂も<<​​​

 2007年5月、当時19歳の辻は俳優の杉浦太陽と会見を開き、結婚と妊娠を発表、世間を驚愕させた辻は、同年6月に入籍し、同年11月に長女を出産。09年1月に開設したブログが話題を呼び、ギャルママとして主婦層から支持を集め、一世を風靡した。10年12月に長男、13年3月に次男、18年12月に三男を出産し、4児の育事と仕事を両立させる肝っ玉母ちゃんである。

 子育てに追われ日々奮闘している辻であるが、オープンな私生活がウリともいえる。世間から「炎上商法」と比喩されるブログは、本業よりも荒稼ぎし、月収600万円は下らないという報道も。ブログが炎上する理由はささいなことなのだが、アンチが反応する内容は“言いがかり”にすぎないものがほとんどだ。だが、辻にとっては炎上も大きな収入源となっている。まるでファンとアンチがうまい具合に食い付く内容に仕組まれているかのようだ。

 ブログ開設当初から、若さゆえか子育てに厳しい目が集まることもあった。生後2カ月の長女を東京ディズニーランドに連れ回したり、公共の場で歩きながら授乳したりと、育児中の行動が批判を招いていたようだ。

 そして、2009年の元メンバー・藤本美貴と品川庄司・庄司智春の結婚式においては、辻は花嫁と色のかぶる白いドレスで列席し、炎上騒ぎが勃発。さらに、10年1月の元メンバー・後藤真希の母の通夜に参列した際のファッションが場違いだとされ“炎上クイーン”っぷりに拍車をかけた。たしかに辻は黒を基調としていたが、ミニスカート・リボン・ギャルメイクを施していた。だが、これに懲りず15年の後藤の結婚式でも再び白いドレスで列席し、火に油を注いだ。
 並みの芸能人であれば「黒歴史」として消えていくことだろう。しかし、辻の場合はこれを機に「炎上クイーン」としてキャラを確立することになる。

 今や、何をブログに書いても炎上することが日常茶飯事となり、イチゴ狩りで練乳をかけて食べれば炎上。自宅で子どもたちをプールに入れ、お弁当にウインナーを入れ、回転寿司に行き、子どもの成長を感じ、夕飯を作っては炎上し、辻の生活そのものが批判の的となっているようだ。

 だが、誹謗中傷が全くもって無意味と思わせる、アンチを手のひらで転がす成長ぶりを辻は見せた。2019年7月放送の『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)に辻と杉浦が出演し、ブログ炎上について語った。杉浦は「自分が反論すると余計炎上してしまう」、辻は「ネタがネタだけにちょっと私も面白くなってきちゃうところもある」と、収入源となるアンチを小バカにするようなコメントで、余裕をうかがわせたのだ。

 辻は、子どもを産むたびに「母にならないといけない」と感じ、メンタル面も同時に強くなっていったという。だからといって、批判そのものをウェルカムとしているわけではないが、世の中に意見を発信する以上、批判は“つきもの”と達観しているようだ。アンチとうまく付き合っている辻に、改めて世間から称賛の声も上がっているようだ。

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