本作は『東京タラレバ娘』『偽装不倫』(共に日本テレビ系)の原作者である東村アキコ氏による同名漫画が原作のミステリードラマだ。美食家のイケメン探偵・明智五郎(中村倫也)が、助手の小林苺(小芝風花)と共に、殺人鬼・マグダラのマリア(小池栄子)が企てる“食”にまつわる殺人事件を、“食”を通じて解明していく――という毒殺サスペンスだ。
※以下、ネタバレを含む。
第6話では、明智の実家が営む百貨店の役員・伊達(小市慢太郎)が、店の実権を握るために、次期跡継ぎとなりうる明智の毒殺を目論むが、マリアに阻止される。その後、伊達は明智を倉庫内で縛り付け、倉庫に火をつける。倉庫が炎上し、倉庫の前までやって来た苺が炎に恐れおののき明智を助けられずにいると、マリアが命がけで炎上する倉庫に入っていき、明智とキスを交わす。苺は倉庫の外から二人のキスを見て愕然とする。その後、マリアは悠然とした態度で明智を倉庫から救い出すのだった。
倉庫が炎上する中のキスシーンに対して、視聴者からは「小池栄子も中村倫也も美しすぎる…」「予告編で見て気になってたシーン!命を惜しまず愛する人を助けるマリアがかっこいい!」「キスを見ちゃった苺の表情が切なくて好き」という評価の声が挙がっている。
一方で、倉庫内が炎上する中でキスという展開に対して、「いやいや、キスしてるぐらいなら早く外出よう(笑)」「とりあえず苺は消防車呼ぼうか」「炎少なかったしマリア来なくても、苺でも助けられたんじゃ?」というツッコミの声も集まっている。
「今回は、原作と異なるドラマオリジナルのストーリーです。そのため、炎の中でキスをするという展開や、苺が何もできずに傍観するという展開に、『美しいシーンだけど、ツッコミどころ満載だから微妙に入り込めないんだよね』と違和感を抱く原作ファンも多いようです。ただ、原作で、海に飛び込んだ明智を追って海に飛び込んだマリアが、互いに愛を確かめ合うシーンが描かれていることから、『原作では海、ドラマでは炎の中で愛を確かめ合うって感じか。対比が面白いな』『海のシーンを“炎の海”にしたんだね!燃え上がるような情熱的な愛って感じがして、これもイイ』という称賛の声も多く挙がっています。」(ドラマライター)
キスシーンで大盛り上がりを見せる本作だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現在撮影を中断しており、24日に放送を予定していた第7話は放送延期となっている。放送再開までの間は、動画配信サービス「Hulu」でも公開されている、地上波未放送のオリジナルストーリーを含む特別編が3週に渡って放送される。視聴者からは「すごく続きが気になるけど、特別編も楽しみ!」「普通に放送するんじゃなくて、オリジナルストーリーも盛り込んであるの嬉しい!」「Huluに登録してなくてもオリジナルストーリーが見られるのはめっちゃお得!」という期待の声が高まっている。特別編の反響も併せて、今後の放送情報に注目したい。