この番組は、4月23日深夜の放送で岡村が女性蔑視とも取れる発言を行い、非難が殺到していた。翌30日深夜の回に矢部が乱入し“公開説教”を行い、先週は2人の学生時代の思い出話をゆっくりとするなど、岡村にとって「リハビリ」とも取れる内容となっていた。
その中で、番組の在り方を巡ってスタッフと岡村の間で協議が行われ、最終的に「矢部再登板しかない」という話になり、岡村から直接矢部に伝えられた。
矢部にとっても、今回の問題の着地点は「岡村が辞めるか、自分が戻るか」の2つしか無いと考えていたようだ。一度辞めた人間が戻ってくるのは異例中の異例であり、「(飛び立った)翼をしまわないと」と話していた。さらに、30日深夜の回の矢部の乱入は、岡村には知らされていなかった。矢部の行動を後押ししたのは、夫人で元TBSの青木裕子アナウンサーの「行ってあげたら」の一言だった裏話も披露された。
番組のタイトルコールが行われた後、長年番組の放送作家を務めている小西マサテル氏が涙を見せる場面も。番組の最後には、ラジオ好きとして知られる森三中の黒沢かずこから、「嬉しすぎます」のメッセージも読み上げられた。
これを受け、ネット上では「これしかないと思っていたけど電撃的な復活だな」「なんか『雨降って地固まる』といった感じ」といった声が聞かれた。ナイナイは先週の放送では、プライベートの会話では10年以上なかったエピソードも披露されていた。世間に流布する実質解散説や活動休止説を払拭する動きとも言えそうだ。