矢部は先週の放送に乱入し、岡村に公開説教を行った。今週は殺伐としたムードから一転、二人が出会った高校サッカー部時代などの思い出話に花を咲かせた。先週の放送では、矢部が岡村に結婚を勧めるなど、独身男性批判とも取れる言動も一部ネット上で問題となった。矢部もそうした反省を踏まえて、マイルドなムードを出そうとしていたのかも知れない。
先週の放送終了後、岡村は矢部にプライベートで電話を掛け、感謝の気持ちを伝えたという。これは、それまでの岡村になかった行動なのは確かであろう。
これを受け、リスナーから「2人が最後に話したのはいつか?」と質問メールが届き、前のマネージャーの結婚式の祝儀金額を相談して以来であり、10年以上は差し向かいのプライベートな会話はなされていないと話した。
当然、不仲説についての質問も来ており、岡村は「不仲とは思ってなくて話し合いをしなくなったという意味合いはあったと思う」と話し、矢部も「誰かを挟んでいた。年齢重ねるとそうなっていくのかな」と、お互い特段に意識することがないまま、距離が出来て行ったようだ。
今回の放送は、ある意味では、ナインティナインが新たな会話をゆっくりと始める様子がリアルタイムで流れたドキュメントとして見ることもできるだろう。ネット上でも、「このゆっくりとした感じがいいね」「このまま岡村さん復活してくれるといいけど」といった声が聞かれた。
この先どうなるかわからないが、岡村は「僕はラジオが好きです」とも話しており、一部ネット上の降板署名運動などを受けた反応は見られないようだった。