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33歳母親、生後11か月の娘を浴槽に沈めて溺死させる「ネットで検索してもわからない」と相談していた

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画像はイメージです

 北海道釧路市で、生後11か月の娘を自宅の浴槽に沈めたとして、33歳の母親が殺人未遂の疑いで逮捕されたことが判明。その後、死亡が確認され、殺人容疑に切り替え送検された。一連の行動が物議を醸している。

 逮捕された女は23日、自宅アパートの浴槽に11か月の娘を沈め、溺死させた。釧路市によると、母親は夫と子供の3人で暮らしており、子育てに相談や手伝ってもらう存在がなく、「ネットで子育て情報を見てわからなくなることがある」と相談。生まれた直後の昨年5月から家庭訪問支援を受けていたという。

 昨年11月頃に釧路市の支援員が訪問した際には問題がなかったが、母親はその後体調を崩し、釧路児童相談所に一時保護を依頼し、2回ほど受け入れられていた。その後は夫婦で子育てをしていたが、事件当日夫が妻に子育てを任せたところ、事件が発生してしまった。夫は児童相談所に対し、「支えてもらっていたのに申し訳ありませんでした。妻の体調が良かったので預けてみようかと思った」と話しているという。警察は母親の責任能力なども含めて捜査を進めていく方針だ。
 
 この事件に、「殺害は良くない」としながらも、「気持ちはわかる。Instagramを見ればキラキラなお母さんばかり。ネットを検索しても情報の渦でどれを信じていいかわからない。不安だったと思う」「まとめサイトは責任を取りたくないからわざと曖昧にしてある。児童相談所もサポートしてるし、夫も出来る限りのことはしていたと思う。残念」「子供は1人1人違うものでネットはもちろん育児書も参考にならなかった。もっと自分を信じていれば」など母親に同情的な声が上がる。

 また、「自分も育児で鬱になった」「一歩間違えれば私も逮捕された母のようになった可能性はあった」「真面目な母親ほど、育児ができないことを自分のせいと追い込みがち。でも、みんな手探りでやってる」など、「鬱になりかけた」と話す母親も多かった。

 このような事件が二度と起きないことを祈りたい。

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