ムタは頭巾とコスチュームを取り、リング中央に上がるとテレビカメラに向かって毒霧を噴射。プロレスLOVEポーズ?をしながら、リング上で顔を見上げると再び暗転となり、照明がつくとムタが消えるというイリュージョン。ムタを化身とする武藤敬司が、休憩明けの試合に組まれていたこともあり、休憩時間の短さも相まって、ファンの幻想は膨らんだ。
これまで無意味な行動をしないムタなだけに、昨年11月以来となるノアマット参戦をアピールしたと思われるが、誰をターゲットにしているのかは謎に包まれている。そんな中、昨年11月に魔流不死(読み・まるふじ)という化身でムタとシングルマッチを行い、敗れている丸藤正道が反応した。20日、自身のツイッターで、「ムタが来たという事は‥再び『魔流不死』が呼ばれたのか‥イツデモジュンビハデキテイル‥」魔流不死はムタにリベンジを果たすのか?それともタッグを結成したいのか?今後の動向が気になるところ。
武藤はフリー転校後、新型コロナウイルス感染拡大による影響から、ノアTVマッチにしか出場していない。ノアでは清宮海斗から対戦要求を受けており、「俺をプロレスに没頭させてくれる、そしてお客様をエンジョイさせる試合ができるなら、やってやるよ」と清宮に課題を課した上で、前向きな返答をしている。
今後、グレート・ムタ、武藤敬司がノアマット侵攻を仕掛けてくるかもしれない。
(どら増田)