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「テラスハウス」撮影配信休止、今期は特に不評だった? 批判の的となっている“だらしなさ”

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木村花

 人気配信番組『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、撮影の停止と配信の休止を発表した。「テラスハウス」は一つ屋根の下に男女が共同生活を行い、恋愛に発展する様を追うリアリティ番組である。2012年にフジテレビ系で放送され人気に火が付き、現在もネット配信番組で継続していた。

 ネット上では「シェアハウスなんてまさに『3密空間』だろ」「とうとうこの番組にもコロナの影響が来たか」「これは仕方ない」といった声がある一方で、「もう、これで打ち切りでいいよ」「メンバー総とっかえで仕切り直して欲しい」といった否定的な声も聞かれる。なぜ「テラスハウス」は不評なのか。

 「もっとも大きなものはやらせ疑惑ですね。台本のないリアリティ番組が売りだったものの、実は現場に10人以上のスタッフがおり、出演者の発言や、カメラワークなどに細かい演出も加えられていると、2015年の『週刊文春』(文藝春秋)に報じられていました。これに対し、フジテレビ側は『隠し撮りではないので、出演者もどう映るかを意識している』と苦しい釈明を行っています」(芸能ライター)

 真相は闇の中ながら、こうした報道を受けて「どうせ全部ウソ」といった視点から番組を眺めるアンチが一定数いるようだ。さらに、今シーズンはとりわけ評判が悪い。
 「普段はプロレスラーをしている女性出演者の木村花の、共有の洗濯機にコスチュームを入れっぱなしにするだらしの無さや、言葉づかいに非難が殺到していますね。アクの強いキャラクターゆえに、なかなか受け入れられないようです」(前出・同)

 ただ、アンチたちも、文句をつけながらも結局は視聴しているわけで、人を惹きつける番組であるのは確かだろう。ネットでは「嫌いなら見なければ」といったあっけないツッコミが見られた。賛否両論がありながらも、「シェアハウスブーム」の火付け役ともなった番組だけに、今後の行方が気になるところだ。

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