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志村さん死去に大きなショックのビートたけし 『タケシムケン』早期終了のワケは

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ビートたけし

 タレント・ビートたけしが11日、TBS系「新・情報7days ニュースキャスター」に出演し、新型コロナウイルスによる肺炎のため先月29日に70歳で死去した志村けんさんについて語った。志村さんの死後の直近となった前週は同番組の放送がなかったため、志村さんの訃報に触れるのはこの日が初めて。

 たけしは、「何もこれ(ウイルス)で逝かなくていいじゃん、っていうところもあるよね。いずれ人間は死ぬけど、この芸人がこんなとこで、って思うけど」とさみしさを吐露。
志村さんの芸風については、「お笑いについてはコント芸人そのもの。俺はいろいろなものに手を出すけど、この人はコント一筋。なかなかね、できないですよ」と称えた。

 また、突然の別れに、「ちょっと鬱になっちゃって、ノイローゼになっちゃって。おれは一体どうやって人生歩むんだっていうくらい考えたね。どうしようって思った」と深く落ち込んだことを明かした。

 「たけしといえば、1999年4月から2000年3月までテレビ朝日系で放送されていたバラエティー番組『神出鬼没!タケシムケン』で、志村さんとMCを務めていた。かつては、同じ時間帯の裏番組で覇権を競った2人だけに、大いに期待されていたが、企画はことごとくスベりまくり。わずか1年で、その歴史に幕を閉じることになった。後にたけしは後年、自著で同番組について『自分達がやりたかった事と、スタッフがやろうとした事の意思疎通がうまくとれなかった』と回想。機会があればもう一度志村さんとタッグを組みたかったのでは」(テレビ局関係者)

 なかなか、たけしがテレビ番組で、「ノイローゼ」などの言葉とともに本音を明かすことはなかったが、今後、“老い”が加速しそうだという。

 「志村さんの死去で、心の“支え”みたいなものがなくなってしまったのでは。結婚相手の“暴政”で、周囲の人間がどんどん離れているだけに、気持ちを若々しく保つのは厳しそう」(芸能記者)

 たけしほどの大御所にとっても、志村さんの死去は影響を与えたようだ。

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