だが、あれから14年、時の流れは残酷だ。この4月から、みののレギュラー番組がなくなる。
「75歳の彼ですが、唯一のレギュラーだった『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)を3月いっぱいで降板します。この真相について、一部女性誌が報じたところによると、制作スタッフ側から降板を提案されたそうです。一方で、みのも雑誌の取材で、自身の進退については『自分もここ数年思っていた』とし、『今の人たちの会話のテンポに合わなくなってきたなと思っていた』と語っています」(芸能ライター)
13年間番組を支えてきた功労者・みの。だが、30日オンエア分を見てみると、その“勇退”もやむなし、という実情が分かってきた。
「みのは番組冒頭、『さあお待たせしました、カミングアウトのお時間です』『エブリケンミン、カミングアウト』と、はち切れんばかりの笑顔で始まりを告げた後、時折り出演者のコメントで大笑いすることもありますが、その他はほとんど無表情。というより、直立不動で微動だにせず。静止画かと思うほど動いていません。さらに、彼が言っていた通り、パネラーの会話に対して、すぐ入っていけていない場面も見受けられました」(同)
さらに驚くべきは、番組スタートから38分、みのは、腕組みしたまま目を閉じていたのだ。おそらく居眠りしてしまっていたのだろう。
「女性誌の取材では、日本テレビ関係者の証言として、みのは『時には、うつらうつらして寝てしまうこともありました』というものがありました。つまり、今回の降板は、こういった行為が繰り返されてきた当然の結果とも言えるでしょう」(同)
また通常、親しまれてきたタレントが番組を去る際は、名残惜しい声が聞かれるものだが、SNS上では「お地蔵様のように立ってるだけ」「みのもんたさん置物になっちゃってるね そりゃ降板勧告されるわな」「そりゃ見てれば分かったよ」「死に際見てる感じする」と、納得する声が相次いでいる。ゆっくり余生を楽しんでほしいものだ。