KID階級といわれるフェザー級。この日はGRABAKAの柔術マスターこと山崎剛が昇侍とのワンマッチに臨んだ。相手のヒザ攻撃に苦しんだ山崎だったが、グラウンドで試合の流れをつくり判定勝ち。試合後は「この結果じゃ大きいこと(KIDとの対戦)は言えないけど、今後声変えけてもらえばもっと良い試合できる」と語った。
なお、ウエルター級ではチャンピオンシップ代表決定戦が行われ、ニック・ディアスが井上克也と対戦。柔術家ながらグラウンドではなく、あえてスタンドで勝負を仕掛け、6分過ぎにはロープ際でパンチをコツコツ当て、スタンディングダウン状態に追い込む余裕のTKO勝ち。
貫禄の闘いで勝ち名乗りを聞いたディアスは、年内開催予定の桜井“マッハ”速人との王座決定戦のキップをつかんだ。