同作は全国121スクリーンで公開され、土日2日間で興収約4.2億円をあげ、初登場首位に輝いた。「ラブライブ!」はテレビ、CDリリース、ライブイベントなど、様々なメディアで展開し人気を集め、公開初日には「μ's Fan Meeting tour2015 あなたの街でラブライブ!」幕張メッセ公演の一部をスペシャルコーナー化。全国の映画館で特別ライブビューイングとして上映し、こちらも盛況となったことが首位獲得につながったようだ。
2位は是枝裕和監督が吉田秋生の人気コミックを実写化し、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが4姉妹を演じた「海街diary」。323スクリーンで公開され、土日2日間で約2.9億円をあげた。
「『海街diary』が公開スクリーンの規模からしても首位の本命としてあげられていたが、公開スクリーンが半分以下の『ラブライブ!』の勢いが上回った。今回の数字からすると、かなりのヒット作になりそうだ」(映画ライター)
この2作に続く3位はディズニーの新作映画で、ハリウッドスターのジョージ・クルーニーが主演する「トゥモローランド」。8位の「ビリギャル」は興収が25億円を突破する大ヒットで、「早くも主演の有村架純が映画賞を総なめにするのではと言われているだけに、代表作となった」(同)
20日は30年ぶりの「マッドマックス」シリーズ最新作となった「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、佐藤浩市と樋口可南子が夫婦役を演じた「愛を積むひと」、斎藤工主演の忍者アクション「虎影」、三池崇史監督の最新作「極道大戦争」などが公開される。