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ディズニーの新作映画が初登場首位を獲得した今週の映画ランキング

 6月6日、7日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、初登場のディズニーの新作映画で、ハリウッドスターのジョージ・クルーニーが主演する「トゥモローランド」が初登場首位を獲得した。

 「トゥモローランド」は全国643スクリーンで公開され、土日2日間で興収約2.6億円をあげ、初登場首位でスタートした。今週4位で累計52億円を突破したディズニー映画「シンデレラ」の公開初週の土日2日間の興収は約5.6億円。その数字から比較すると、「トゥモロー-」の興収は30億円前後となりそうだ。

 2位は、ネット社会のテロリズムを描いた筒井哲也原作の同名漫画を実写化した、生田斗真主演の「予告犯」が初登場。321スクリーンで公開され土日2日間で約1.9億円をあげた。

 他の新作では、小学校の国語の教科書に長年掲載された児童文学を映画化した、鈴木京香主演の「おかあさんの木」が7位。ジェニファー・ローレンス主演のアクションシリーズ最終章前編「ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス」が8位となった。

 3位は綾野剛主演の「新宿スワン」、5位は松田翔太&前田敦子主演の「イニシエーション・ラブ」、6位は有村架純主演の「ビリギャル」で人気が安定。先週11位だった、河瀬直美監督作「あん」は10位に浮上してきたが…。

 「結局、邦画はオリジナル作品がなく、原作ありきの作品ばかり。自分で作品をつくろうという気概のある映画会社社員が減り、人気原作の映画化権の争奪戦が日々加熱している」(ベテラン映画ライター)

 13日は綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが4姉妹を演じる「海街diary」が公開。どこまで上位に食い込むかが注目される。

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