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5戦連続スタメン落ちから2軍 巨人・ゲレーロに迫る“お役御免”の時

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原辰徳

 首脳陣の愛想も、とうとう尽きてしまったのかもしれない。

 13日西武戦から18日オリックス戦にかけて、5戦連続でスタメンから外れていた巨人・ゲレーロ。今村信貴、マシソンとともに、19日に一軍登録を抹消され二軍行きとなった。

 来日3年目の助っ人は開幕当初こそ好調だったものの、その後調子を落とし先月6日に二軍落ち。同月17日に再び一軍に戻るも、そこから出場した19試合は「打率.184、4本塁打、5打点、9安打」と全く数字を残せていない。

 加えて、4日からの交流戦に至っては出場7試合で「打率.154、0本塁打、0打点、2安打」とからっきし。確実性の低さはもとより、持ち味の長打力すら失われてしまっている状態が続いていた。

 3選手に代わって、高田萌生、クック、中島宏之の3選手がそれぞれ昇格。各メディアの報道によると、高田はローテの都合、クックは負傷したマシソンの穴埋めによるものとされている。

 一方、ゲレーロとの入れ替わりとされる中島だが、6月に出場した二軍戦10試合では「打率.233、1本塁打、5打点、7安打」と低調。それでも中島が優先されたところを見ると、ゲレーロの首脳陣からの信頼は相当低くなっていることがうかがえる。

 また、ゲレーロに頼らず交流戦を戦うチームは、19日終了時点で全体2位(9勝5敗)と好位置をキープ。亀井善行(打率.285、6本塁打、29打点、51安打)、陽岱鋼(打率.307、4本塁打、12打点、35安打)、重信慎之介(打率.292、1本塁打、7打点、19安打)といったライバル外野手もある程度の数字を残しており、もはや一軍に置いておく必要性は全くないといっても過言ではない。

 ファンの間からも「当然の措置、むしろ落とすのが遅かった」、「これだともうしばらくは使われないだろうな」、「中島も微妙だけど今のゲレーロよりはマシ」といった厳しい声が挙がっているゲレーロ。2年契約の最終年となる今シーズンをもって、“お役御免”となる可能性は少なくないだろう。

文 / 柴田雅人

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