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DREAM U系レジェンドに神器なき闘いを告げる大号令

 4月29日「DREAM.2」(さいたまスーパーアリーナ)で開幕するミドル級GPの第一弾カードが27日、都内のジムで発表。GPを回避するはずだった桜庭和志の一戦と、田村潔司VS船木誠勝のU対決が決まり、U系レジェンドに仁義なき闘いを告げる大号令がかかった。
 これはDREAM生き残りをかけたサバイバルGPだ。

 この日、「DREAM.2」で行われるミドル級GP2008開幕戦の対戦カードが発表。これまでトーナメント参戦を断固拒否してきた桜庭が極真の強豪アンドリュース・ナカハラとの対戦が決まったのに加え、田村と船木の元UWF対決、デニス・カーンVSゲガール・ムサシの3試合が決まった。
 この日の会見には船木と桜庭が出席。まずGP参戦を回避する意向だった桜庭が「まだ承諾してませんけど、ワンマッチのつもりでやります」とすれば、昨年大みそか「Dynamite!!」の桜庭との復帰戦で何もできないまま一本負けした船木は「今度こそ何か爪あとを残したい」と悲壮な決意をにじませた。
 DREAMミドル級での初戦が決まった桜庭、船木、田村。しかし、このU系レジェンド3戦士といえども、今GPはただの顔見せ参戦ではない。笹原圭一イベントプロデューサーが「今回のカードでおわかりになるとは思いますが、桜庭さんたちであっても特別扱いはないですから、頑張っていただきたい」というように、同リングは決して安住の地ではない。
 U系レジェンド3選手に課せられたサバイバルマッチ。歴戦の兵はDREAMリングで存在価値を示すことができるのだろうか。

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