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「ビバ!メヒコ メキシコ通信局」あの飛鳥仮面ドス・カラスが12月に飛来

 飛鳥仮面ドス・カラスが12月に日本にやってくる。1979年8月に初来日し、兄のミル・マスカラスとともに日本で旋風を巻き起こしたドスだが、ひょっとすると今回が日本ラストファイトになるかもしれない。

 ドスはメキシコで現在、日本式のカイロプラクティックを開業し、数年前から整体師の仕事をしている。試合も行っているが、そちらが本業となっている状況だ。また息子のドスカラス・ジュニアはメキシコからWWEに転出して自立している。
 試合に関していえば、いまメキシコではCMLL、AAAといったメジャー団体とは一線を画し、レジェンドをリスペクトした大会が定期的に開催されており、ドスはメーンイベントに出場。ミル・マスカラス、カネック、ビジャノ3号らとタッグマッチを行っているが、試合のキーマンは現在のトップファイターたちに負けない動きを見せるドスになる。

 また、ルチャリブレといえば空中殺法のイメージが強いが、ジャベ(関節技)が多用されており、ドスはその名手としても存在感を示している。ただ気になるのは、今年2月に年内引退をほのめかしており、そう遠くない日に、現役生活に区切りをつける公算が強い。
 そのドスが12月20日、東京・新木場1stRINGにおいて、「飛鳥仮面FIESTA〜ドス・カラスの華麗なる世界〜」を開催する。同大会にはザ・グレート・サスケ、風香、東京愚連隊(NOSAWA論外&MAZADA)の参戦が決定。
 ドスは宿命のライバルのサスケとタッグ対決を行うことが確定している。
 ともにマスカラ・コントラ・マスカラ(覆面はぎマッチ)で最終決着をつけたがっており、今大会で両者の遺恨が新たな展開をみせること必至だ。
 ただし、ドスは今回が日本ラストファイトになる公算が強く、ドスに年内引退を撤回させなければ決着戦はないが…。

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