征矢はあす13日の後楽園大会で西村と一騎打ち。すでに西村からは絶縁状を叩きつけられているが、「恨みとか後悔はありません。魂のこもったラリアートを叩き込んで恩返しがしたい」と無我とは対極に位置する技で決別するという。
皮肉なことに、征矢が謀反を決意するきっかけとなったのは、西村の過剰なまでの“長州アレルギー”。「西村さんがいつも長州さん、長州さんって話をするから、自分の中で無我よりも長州イズムの方に興味が湧いてきてしまったのかも」。
8・30両国国技館大会では長州に土下座直訴を無視されたものの、「ずっと待っているだけじゃ何も起こらない。会う機会があったらもう一度弟子入りを志願します」と右腕をグルグルと回してアピールした。