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新日本 中邑 金網総合の猛者・岡見と“合体”

 新日本プロレスIWGPヘビー級王者の中邑真輔が16日、都内のスカパー本社でテレビ収録を行ない、次期タイトル戦でチャレンジャーの永田裕志をUFCトップファイター仕込みの鉄拳でぶちのめすことを宣言した。さらには新日最強戦士として米UFC殴り込みの青写真も披露した。

 12・5愛知県体育館大会で永田とのV3戦を控える中邑はこの日、かねてから和術慧舟會の道場でともに練習するUFCミドル級のトップファイター岡見勇信と、スカパーのサムライTV「Versus#30」(11月30日の23時から1時間番組)の番組収録で対談。次期防衛戦を前に盟友から激励エールを受けてモチベーションを高めた。
 デビューから連勝街道を築き、日本人にはいまだ無敗の岡見といえば、言わずと知れたUFCトップファイターだが、かなり新日本プロレス好きの総合格闘家でもある。

 過去入門試験に2度落ち、いまだに「いつかはUFCでベルトという証を持ったときに新日本プロレスに上がれれば」というほどだ。ただ、その入門試験で試験官をしていた永田に落とされてしまい、岡見にとって永田にはホロ苦い思い出がある。
 それだけに今回、岡見は中邑のV3に期待をよせる。「やっぱり中邑選手にがんばってほしい。時代を逆行させないでほしい」(岡見)。盟友からのエールにもちろん中邑も応えるつもり。「岡見のサンダーパウンドを永田裕志に一発ぶち込みますよ」。岡見ばりの“サンダーパウンド”で永田撲殺を狙ってやろうという。
 また、この日はUFCトップ戦士の岡見から「IWGPを持った新日本生粋の中邑選手がUFCで闘う姿をいつか見たい」と促されて呼応。新日きってのトータルファイターはあくまで「夢」としながらも「自分の人生の挑戦のうちのひとつと考えればありかもね」と、将来的に金網総合格闘技の最高峰の舞台に立つ可能性について言及していた。

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