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指原の後継者見当たらず? HKT48、期待の2人は韓国での活動に専念する可能性も

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指原莉乃

 絶対的エースであり、グループの顔であり、看板だった指原莉乃が4月28日の横浜アリーナ公演で48グループを卒業してしまった。

 2011年に結成されたHKT48だが、翌12年6月、男性スキャンダルが発覚した指原が“懲罰人事”でAKB48から移籍してくると、グループは様変わりしたという。

 「当時、すでに『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のレギュラーをゲットし、トークに長けていた指原。自分が先頭に立ってマイクを回すことにより、素人同然のほかのメンバーたちにトークをたたき込んだ。“指原効果”は絶大で、グループの知名度もアップ。14年のNHK紅白歌合戦にはグループ単独での初出場を果たすまでになった」(レコード会社関係者)

 その指原はもういない。

 昨年の総選挙でメンバー最高位の3位に入った宮脇咲良、そして9位に入った矢吹奈子は現在、日韓合同のガールズグループ「IZ*ONE」のメンバーとして活躍中。2021年4月までの2年半にわたり、HKTの活動を休業し同グループの活動に専念している。

 ほかに選抜入りを果たしたのは10位の田中美久だが、全国的にはまだまだ無名の存在だ。

 「宮脇と矢吹は韓国での活動が思った以上に軌道に乗っているので、HKTに戻って来るメリットはまったくない。そのうち、韓国での活動への専念を発表するのでは」(同)

 指原、宮脇の2トップを失い、新エース候補は不在なのが現状。

 「それでも、地元の企業のバックアップがあるため仕事は安定。そんな状況に満足してしまっているメンバーが大半なので、東京進出という野望を秘めたメンバーが出てくるようでないと将来性は薄い」(芸能記者)

 五輪イヤーの2020年春以降には、プロ野球・ソフトバンクの本拠地・ヤフオクドーム敷地内に新設のビル内に新劇場がオープン予定。

 恵まれすぎた環境がメンバーたちのモチベーション低下を招いてしまっているようだ。

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