バンドはこれまでの14枚のアルバムを全てリマスター盤で発売する予定で、その他にもこれまでの曲の別バージョンや未発表曲、1974年にロンドンで行なわれたアルバム『狂気』のライブパフォーマンスが収録されたマルチディスクを発表する。
『ワイ・ピンク・フロイド…?』というタイトルの下に発表されるそのセットには、CD、DVD、ブルーレイ、スーパーオーディオCD、加えてiPhoneのアプリ、デジタル配信などで発売される。
また、バンドはベストアルバムの発売も決定。
所属するレコード会社EMIのスポークスパーソン、ロジャー・ファクストン氏は「ピンク・フロイドを現代音楽に最も影響を与えたバンドの1つという、全ての要素を含んだこのプログラムに我々は1年以上を費やしました」「どうしてピンク・フロイドなのかというご質問には、『ピンク・フロイドの音楽はワンパターンではないために、今回の新たな発売によって音楽ファンが彼らの伝説を再発見し、いつの時代にも関係ない芸術性の高いクオリティーを披露できる』ことになるからです」とコメントした。
ピンク・フロイドのメンバー、デヴィッド・ギルモア、ニック・メイスン、ロジャー・ウォーターズ、そしてリック・ライトは、2005年に開催されたチャリティー・イベント“ライブ8”にて一夜限りの再結成を果たした。