この日、番組では韓国軍が竹島で軍事訓練を強行したニュースを取り上げ、その流れで、ソウルの繁華街で韓国人の男がナンパを断られた腹いせに日本人女性を暴行した事件が紹介された。被害者の女性は観光で韓国を訪れてきたといい、酒に酔った男性のナンパを無視したところ、「おい! クソ女 韓国語も話せないのか」などと罵声を浴びせ、追いかけて髪を引っ張り、地面に押し付けたりなどしたという。
韓国国内からも、男性に対し批判が出ていることなどが取り上げられていたが、これにコメンテーターの玉川徹氏は、「自分に置き換えていつも考えてるんですえけど、他人を変えることは出来ない。変えられるとしたら自分だけだと。ちょっと広げても“私たち”」と、暗に自身の理解の範疇を超える行動をする人物を変えることはできないと示唆。その上で、「この事件、『こんなこととんでもないな』と日本人が韓国人に何かやっちゃったら、これは駄目だなと」と、国を単位とした報復や復讐に反対する姿勢を示した。
さらに玉川氏は、「例えば、SNSでも韓国の人が日本の居酒屋なんかに訪ねてきた時に、『韓国人帰れ』みたいなことを言ったみたいな動画もアップされているみたいですけど、そういうのは恥ずかしいですよね」と苦言。「いくら韓国の文句を言っても、韓国は変わりませんから」と冷静に対処しなければならないと話していた。
しかし、玉川氏のこの発言にネットからは、「被害者いる事件で、『文句言うな、我慢しろ』ってどういうこと?」「犯罪でしょ?変わってもらわなきゃ困る」「居酒屋の話は関係ないし、同じ日本人が暴力を振るわれたことに対して怒りはないのか」といった批判が殺到。また、韓国好きのネットユーザーからも、「文句を言っても韓国は変わらないって…蔑視してる」「韓国国内でも男性を批判する声は出てるって紹介してたのに、この言い方はひどい」という声が見受けられた。
日韓関係が揺れる中、玉川氏の主張に対し、「国交断絶すべき」と捉えたネットユーザーも少なくなかった様子。右左双方から批判が上がってしまったようだ――。