昨年、明石家さんまと共演した秋ドラマ「ハタチの恋人」(TBS)が平均視聴率8.14%と同枠歴代最低を記録。
さらに公私にわたるわがまま疑惑が報じられ、イメージダウンを余儀なくされた長澤まさみが“背水の陣”で臨んだ連続ドラマ「ラスト・フレンズ」。
「長澤の役は、同せい中の恋人(錦戸亮)からDVを受けたり、首を絞められたりする“汚れ役”。1回目の視聴率は13.9%でしたが、その後、15.9%、15.6%と進み、5月8日放送分では、ついに19.9%と高視聴率を記録しました。このままいけば、20%突破は確実。汚名返上となりそうです」(ドラマ制作スタッフ)
これは共演者である上野樹里の存在がとても大きいとされている。
「上野は長澤を愛する性同一障害の女性モトクロスライダーを演じてるんだけど、数字がいいのは、劇中、上野がソファーで寝入っている長澤に近づいてくちびるを奪ってしまうシーンがあったからと言われているんです。15秒にも及ぶロングキスでした。ただ、長澤の表情はとても固かった」(芸能ライター)
ふつう、これだけの“ラブシーン”を演じれば共演者として打ち解けるものだが、実は長澤は上野の“迫力”にビビりまくっているという。
「表向きは上野のことを“お姉さんみたい”と立てている長澤ですが、内心はかなりエキセントリックなお姉さんとみているようです」(同)
上野は、業界内ではとても感情の起伏が大きい女優として有名なのだという。
「機嫌のいいときは、キャッキャと大声をあげて無邪気に笑っていますが、何か一つでも気に入らないことがあると突然、怒り出すんです。しかも、言葉使いが“ヤンキー口調”になるそうで、何かが起きてからでは遅いと、長澤は撮影中以外は目を合わせないし、話しかけることもあまりないとか」(同)
ともあれ、高視聴率を獲得したのは、めでたい話ではある。