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関西学院大柔道部員2人をすり容疑で逮捕! 1人は全日本学生大会出場予定選手

 兵庫県警捜査3課は10月22日、同県神戸市内のダンスクラブで、客のポケットから財布を盗んだとして、窃盗の疑いで、いずれも関西学院大3年で柔道部のA(20=同県西宮市上ケ原八番町)とB(20=同)を逮捕した。Bは容疑を認めているが、Aは「身に覚えがありません」と否認しているという。

 逮捕容疑は、共謀して、7月6日午前0〜2時頃、神戸市中央区のダンスクラブで、踊っていた同市の男性会社員(26)のズボンの尻ポケットから、現金約7000円などが入った財布を抜き取ったとしている。

 同課によると、事件直後、財布に入っていたプリペイドカードが近くのコンビニエンスストアで使用された。この店の防犯カメラを調べたところ、プリペイドカードを使う2人の男が映っていた。関学のマークが入ったズボンを着用していたことから、2人が浮上した。

 このダンスクラブでは、昨年6月〜今年10月にかけて、すり被害が約30件発生している。2人は他の友人らと度々同店を訪れており、同課では他に関与した者がいる可能性があるとみて、調べている。

 Aは12年の兵庫県学生体重別選手権66キロ級で優勝した実績があり、25日から同県尼崎市で開催される「全日本学生柔道体重別団体優勝大会」に出場予定だった。

 会見を開いた同大・伊藤正一副学長は「教育研究の府としてあってはならないこと。社会に対し多大な迷惑と心配をお掛けし、深くお詫びする。再発防止に全力を注ぎ、事実関係を確認した上で厳正に対処する」と話した。
(蔵元英二)

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