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勝手に選ぶ芸能界10大ニュース その3 天才子役・芦田愛菜はいつまで走り続けられるか?

 古くは杉田かおる、安達祐実、ここ数年では大橋のぞみ、加藤清史郎らが子役として人気だったが、今年、ケタ違いの人気ぶりで大ブレークしたのが天才子役・芦田愛菜だった。

 「芦田は09年に子役デビュー。翌年、松雪泰子主演の連続ドラマ「Mother」(日本テレビ系)の好演で注目を浴び、今年1月から放送されたNHKの大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」では約300人のオーディションを勝ち抜いて宮沢りえ演じる役の幼少時代を演じた。3月に放送された2時間ドラマ『さよならぼくたちのようちえん』(日本テレビ系)ではドラマ史上最年少の主演を演じた」(芸能記者)

 そして、4月から芦田主演の連続ドラマ「マルモのおきて」(フジテレビ系)が放送されると、芦田人気が爆発した。

 「ドラマは回を重ねる事に視聴率がアップし、最終回で23.9%を記録。芦田が共演した鈴木福と役名で歌った主題歌『マル・マル・モリ・モリ!』は売り上げ50万枚を突破する大ヒット。ドラマの放送中から芦田にはイベントやCMのオファーが殺到。出演CMは12本にまで増え、10月にはソロ歌手デビューも果たし、ほぼ連日イベントに出演し続けているため、あまり小学校に通えていない」(芸能プロ関係者)

 史上最年少で初出場を決めた紅白では午後8時までしか出演できない芦田のために開始時間を午後7時15分に繰り上げるVIP待遇と、今やすっかり国民的アイドルになってしまった芦田だが、明るい部分ばかりではないという。

 「『マルモのおきて』と他局のドラマを天秤にかけたため、怒った他局が芦田を出禁にしたところ、芸能界の有力者が仲介に入り、その有力者は芦田の利権を得た。CMの契約料は子役のレベルを遙かに超える金額まで上昇。馬車馬のように働いている芦田は目の下にクマを作りながら働いているため、周囲はかなり体調に気遣っている。子役人気は黙っていても落ちていくが、人気が落ちる前に芦田の体力が持つかが心配」(同)

 もともと多くの子役を輩出している劇団系芸能プロに加え、最近では大手芸能プロも第2、第3の芦田を発掘するために子役養成に力を入れ始めた。

 次から次とライバルが現れそうだが、今の芦田には走り続けることしかできない。

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