すべての始まりはこのつぶやきからだった。
7月23日、女優の宮崎あおいの夫で俳優の高岡蒼佑(今月19日に蒼甫から改名)が自身のツイッターで何気なしに韓流コンテンツに傾倒するフジテレビを批判したのだ。
「高岡は感情が抑えられない性格なのか、それまでも何度ブログを炎上させていたが、懲りていなかったようだ」(週刊誌記者)
しかし、このつぶやきは、シャレにならず、思わぬ騒動に発展。高岡は所属していた大手芸能プロを7月末で事実上クビに。それでも、引かずにツイッターやブログで自身の思いをつづっていたが、これに頭を悩ませたのが宮崎サイドだった。
「もはや、高岡1人の問題ではなくなったので、宮崎の事務所は芸能界の有力者に仲介を依頼し、高岡を呼び出し土下座させた。後にツイッターは非公開となり、ブログは閉鎖された。かつて、高岡がグラドルとの不倫を女性誌で報じられた際、高岡にべた惚れの宮崎は周囲の離婚のすすめにまったく耳を貸さなかったが、今回は自分の今後の仕事に多大なる悪影響を与えるので、真剣に離婚を考え始めた」(芸能記者)
10月には高岡はマスコミ各社にファクスで一連の騒動を謝罪し、新事務所に移籍したことを報告。その直後、写真誌が2人の別居を報じたものの、高岡が住んでいたのは宮崎が家賃を支払う高級マンションで、離婚しそうな気配はなかったが、年末に事態は急転した。
「東京スポーツ」や「週刊女性」(主婦と生活社)が相次いですでに2人が離婚届に署名・捺印を済ませ、離婚成立の最終段階に入ったことを報じたのだ。
「このところ、ワイドショーが放送されない年末・年始、特に紅白でスポーツ紙の扱いも小さくなるおおみそかに離婚を発表する芸能人が多いが、宮崎サイドから年末に発表がありそうだ」(同)
07年6月の結婚から何度も離婚危機が報じられていたが、約4年半の結婚生活にようやくピリオドが打たれることになりそうだが…。
宮崎にとっては夫に振り回されっぱなしで、まるで“苦行”のような結婚生活だったに違いない。