この日、番組では冒頭から、前日に明らかになった嵐の二宮和也の結婚について特集。「決断の舞台裏」として、なぜこのタイミングでの発表に至ったかを独自に解説していった。
しかし、二宮が2007年に作曲を手掛けた楽曲『虹』について「結婚を思わせるフレーズがつづられていた」と紹介。14日に行われる札幌公演について、宮根が「(結婚)報告あるでしょう」と発言。解説をしていた記者が「どうでしょうね……」と言葉を濁すと、宮根はさらに「本人からはないと思いますけど、ツッコミは入るでしょうね。メンバーから。『なんかあったね』的な。誰か振ると思うわ」とコンサート内でファンに報告があるのではと予想していた。
さらに宮根が、二宮から報道各社に贈られたどら焼きを食べながら話したり、嵐の『One Love』を口ずさむ場面も。特集の最後には「(ファンは複雑な気持ちを)乗り越えて『おめでとう』って言われるでしょう」とファンの気持ちを代弁していた。
しかし、放送後、視聴者からは「不快感でいっぱい。コンサートなんだから触れてほしくないの分からないの?」「お金払って見に行ってるのに結婚報告なんて普通聞きたくないでしょ」「倍率高い中苦労して手に入れたドームツアーでメンバーの結婚発表なんて聞きたいと思うの…?」といった批判の声が殺到している。
「宮根がかなり批判されていたのに対し、逆に『ニノ、よかったね。幸せになってくれればいいな』くらいでほぼ言及しなかったのは『とくダネ!』(フジテレビ系)の小倉智昭。『あまり「とくダネ!」ではこのニュースに時間を割かない。あんまり余計なことは言わない方がいいかな』と何者かから口止めされているかのような発言をしていましたが、逆に『「ミヤネ屋」もおめでとうくらいでよかった』『「とくダネ!」くらいシンプルな方がいい』といった声も。物足りなさを感じた視聴者もいたようですが、『とくダネ!』の方が評価は高かったようです」(芸能ライター)
また、どら焼きを食べながら話すという宮根の行為についても「単純に汚い」「食べながら喋るってもうアナウンサー以前にマナーがなってない」といった厳しい声も聞かれた。未だ複雑な二宮のファン心理。配慮が欠けていると感じた視聴者も少なくなかったようだ。