日本人として唯一ベスト8に生き残っている桜庭だが、「やったら死んじゃうじゃないですか」「一日半考える時間があるんで、出るか出ないか考えます」などと、消極的発言を連発。相変わらずのサク節で報道人を煙に巻いた。ついには「最近はガソリンとかも高くなってきてるんで、エコで“省エネ殺法”で勝ちます」とボケる始末だ。
強打を誇るマヌーフとの一戦を前にやや迷走気味の桜庭だが、果たして勝ち目はあるのか。
笹原EPはこの試合のポイントを次のように語る。「試合の序盤が一番重要ですね。マヌーフ選手は待ってる選手にはガンガン行きますけど、(向こうから)出てくる選手は苦手。自分がやられるともろい」と分析した。
桜庭が掲げる“省エネ”とは果たして何なのか。勝敗のポイントとなる序盤の攻防で桜庭が奇襲に出そうなムードが漂う。