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大阪の中学校教頭が女子高生に下半身を露出

 なんとも、ハレンチな教頭先生がいたものである。

 大阪府警富田林署は2月28日、バイクで走行中、女子高生に下半身を露出したとして、公然わいせつ容疑で、同府堺市立八田荘中学校の男性教頭(50=同府和泉市山荘町)を書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。

 送検容疑は、昨年8月1日と同11日の計3回、堺市南区や富田林市の路上で、歩いていた高校3年と2年の女子生徒計3人に、バイクで近づき、すれ違う際に下半身を露出した疑い。

 教頭はサングラスやマスクを着用して、顔が分からないようにして、現場付近で物色。お目当ての女子高生が見つかると、スピードを落として近づいて開チンしていた。両日とも、学校が夏休みで、休日だった。

 被害に遭った女子高生が、通学している学校に相談。女子高生がバイクのナンバーの一部を覚えていたことから、警察が付近の防犯カメラの映像などを調べ、教頭が浮上した。

 教頭は「制服姿の女子高校生を見ると興奮した。見つかるかどうかスリルがあって、快感を味わっていた」と、教育者にあるまじき供述をしているという。また、「他にも数回やった」と話しており、同署は余罪を調べている。

 堺市教育委員会によると、教頭は11年4月に同中学校に赴任。勤務態度はマジメで、教員からの信頼も厚かったという。

 同市教委の木村正明教育長は「このような不祥事を起こしたことは極めて遺憾。綱紀の粛正と規律の遵守を徹底したい」としている。
(蔵元英二)

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