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兵庫の小学校教頭が盗撮めぐり女子大生らに暴行容疑

 兵庫県警神戸北署は電車内で女子大生を盗撮したかどうかをめぐり暴力をふるったとして、8月6日、同県神戸市兵庫区の市立湊山小学校教頭・宮松克育(よしいく)容疑者(53=同市北区鈴蘭台西町)を暴行の疑いで逮捕した。

 宮松容疑者は「携帯電話を奪われたので取り返しただけ。体当たりされてやり返した」と供述し、容疑を否認している。

 逮捕容疑は、6月17日午前0時25分頃、同市北区の神戸電鉄・鈴蘭台西口駅で、女子大生(19)の手をつかんで壁に体を押しつけた上、止めに入った県職員の男性(40)の顔面を十数回殴ったとしている。

 同署によると、女子大生は電車内で盗撮されたと思い、駅に降りた直後に宮松容疑者を呼び止め、携帯電話を取り上げた。すると、もみ合いに発展。現場に居合わせた男性が止めに入ったところ、宮松容疑者が男性を殴って、逃走したという。同署が防犯カメラを解析した結果、宮松容疑者を特定した。

 女子大生は事情聴取に対し、シャッター音に気付き、向かいの席に座っていた宮松容疑者と一緒に下車し、「携帯電話を一時取り上げた。ホームまで追いかけて携帯を取り上げたら、暴行された」と説明している。

 宮松容疑者は今年4月、同校に赴任。同市教育委員会は「誠に遺憾。事実を確認し、厳正に対処する」としている。

 本当に盗撮したかどうかは現時点で定かではないが、止めに入った男性に暴力をふるったことが事実であれば、逮捕もやむを得ないだろう。
(蔵元英二)

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