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人気漫画家、「あり得ない職員の態度」を告発 世田谷区役所“炎上”で区長、議員にも飛び火?

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画像はイメージです

 漫画『岡崎に捧ぐ』などで知られる人気漫画家・山本さほ氏がツイッターで世田谷区役所を告発し、話題になっている。

 事の発端となったのは、今月1日、世田谷区が主催した国際マンガ交流イベント。そこに講師として参加した山本氏は同日夕方にツイッターを更新し、「世田谷区役所と仕事したんだけど、やばすぎて笑うしかなかった…。人のことなんだと思ってんだろう」とツイートし、何らかのトラブルを匂わせていた。

 その後、山本氏は2日に「区役所と仕事したまんがです」と4枚の画像をアップし、世田谷区役所の担当者とのやり取りを公開。それによると、山本氏が請け負ったのは「海外の子どもたちにまんがを教える」という仕事。しかし、担当者は前もって山本氏が送っておいたデータを失くす、会場をダブルブッキングさせるなどの上、お店のキャンセル料2万円を山本氏のギャラから差し引くことを宣言したという。しかし、イベント終了後には担当者の機嫌が直っておりそのままギャラをもらうことができたものの、山本氏がダブルブッキングしたお店を訪れると、もともと山本氏のギャラは予算から場所代を引いたものだったことが判明したという。山本氏はこれに「フリーランスの仕事をなんだと思ってるのでしょうか…」とつづっていた。

 さらに、山本氏はその後のツイートで、「ちなみに子どもの画材も買いに行ってくれと言われたので子供たち全員分の画材も自腹で買いました。打ち合わせ、画材の買い出し、資料作成、授業で実働4日です」と、かなりの持ち出しがあったことも告白。そして、同イベントの手伝いをしたというお笑いコンビ・ゲオルギーの吉川きっちょむ氏もツイッターで「区役所の人の対応が酷すぎて笑うしかなかったなー…」とツイートしており、トラブルの証言者となっている形に。

 この告発にネットからは「あまりにも酷すぎる」「フリーランスだから雑に扱っていいと思ってるとしか思えない」といった声が噴出。また、世田谷区長の元にも「トップにも責任があります。なんらかの対応をしてください」「山本さほさんの件について正式に回答して欲しいです」といった声が届けられており、炎上しかけるような事態になっている。

 さらに、これらの事態を受け、世田谷区議会議員の上川あや氏が山本氏に「どのような状況があったのかご説明をいただけましたら強く是正を求めることもできると考えます」とリプライ。山本氏もそれに対応しており、今後、何らかの形で事態は動くものと見られている。

記事内の引用について
山本さほ公式ツイッターより https://twitter.com/sahoobb
上川あや公式ツイッターより https://twitter.com/KamikawaAya

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