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大相撲 朝青龍支持率急上昇

 大相撲初場所で復活Vを目指す横綱朝青龍が23日、無傷の13連勝で単独トップを死守。優勝争いは1敗で追うライバル横綱白鵬との一騎討ちが濃厚になった。連勝街道にも周囲の目は冷ややかだったが、全勝優勝の可能性さえ出てきたことで様相は一変した。政界やスポーツ界からもエールがやまない。

 優勝への風向きが白鵬から朝青龍に変わった。
 連勝街道を突っ走ってきたにもかかわらず、場所前の不調や序盤のもたつきから後半戦でのスタミナ切れが不安視されていた。相撲内容でも白鵬に劣るとされてきたが、この日はライバルの眼前でその力をみせつけた。
 大関千代大海をひとひねりでねじ伏せる快勝劇。立ち合いこそ強烈なのど輪を食らって土俵際まで押し込まれたが、双差しで組み止めて流れを寸断。すぐさまグラつく相手を右からすくって、軽々と土俵の下まで放り投げた。
 13連勝で優勝争いはライバル横綱との一騎討ちに突入。自信の表れなのか、支度部屋では余裕の表情。きょう14日目に優勝が決まる可能性はあるが「関係ない」とそっけない。さらに13連勝にも「普通だよ」とうそぶくばかりで、相撲のことは何を聞かれようとどこ吹く風だった。

 一方の白鵬は大関琴欧州を破って1敗をキープしたが「ラッキー」な白星。立ち合いで踏み込めずに、投げも不発。だが、その直後に相手が足を滑らせて自滅し「もうかった」1勝だった。
 千秋楽の横綱対決まで負けられない苦しい状況の白鵬、周囲の様相も変わってきた。それが表情に表れたのが両横綱の支度部屋。いつもと変わらない白鵬とは対極的に、朝青龍の支度部屋には千秋楽さながらの大勢のゲストが殺到した。

 国会で麻生首相に「漢字テスト」を出した民主党の石井議員は「経験と蓄積でいくんとちゃう」と復活Vに太鼓判。さらに元プロテニス選手の松岡修造氏から「頑張ってください」とエールを送られ、「今度、エアAしましょう」と不慣れなジョークを交えて返答する一幕も。周囲の復活Vムードに上機嫌だった。

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