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トレンド 2010年03月30日 14時30分
マジかよ!! 酒とタバコがタダの居酒屋
何杯飲んでも永久に焼酎が無料になる居酒屋が今、話題を呼んでいる。もちろん麦だけでなく芋や米までそろう。おまけに、大山店(東京・板橋区)に限ってはタバコ(「セブンスター」と「ピアニシモ」)も全部タダというから驚きだ。昨年12月にオープンして、早くも口コミが口コミを呼び業界で話題になっている。その名は「居酒屋革命」。現在、大山店と新宿店の2店舗だが、夏までに大阪や吉祥寺などに10店舗を出す予定だ。 なぜ焼酎を全部タダにしてしまったのか。しかし、この無謀とも思える賭けが見事に当たり、こんなご時世にもかかわらず、店は連日大盛況の満員御礼で行列もできるほどの人気ぶりだというのだ。 「もちろん、安かろう悪かろうではなく、社長の出身地でもある北海道からこだわりの食材を自社トラックで配送。それによりイクラ、カニ、ホッケなどの美味しい海鮮が他の店よりも安く提供できます。単品料理は大手チェーンの値段と同じレベルながら食材は北海道産直。たとえば、北海道ならではのこの大きな羅臼産直ホッケは800円で提供させて頂いております」(同店店員) 店内は居酒屋にしては珍しいVIP席も設置。さらに面白いのは、スタッフのほとんどがこんな無謀ともいえるチャレンジをする同店を営業する天野雅博社長(42)のアイデアと心意気に共鳴し、サラリーマンを辞めて第二の人生に勝負を賭けようと集まってきたという。 この天野社長、その生い立ちからして、壮絶な人生といわざるを得ない。北海道新ひだか町静内出身の天野氏は、両親から認知されないまま捨てられ、幼少期を養護施設で過ごす。小学生時代から放浪癖があり、施設の脱走を繰り返す。暴走族を率いたかどで、少年院生活。3度の少年院を経験し、松本少年刑務所へ入った。 出所後、心を入れ替えて一念発起。世間の冷たい風のにもめげず、リサイクルブティック経営で大成功を収める。その当時の経営手法は、「起業士天馬・運命よ、そこをどけ、俺が通る」という名で映画化されシリーズ化もされた。その後は酸素事業や、酸素バーを展開し、全国に酸素ブームを巻き起こした。その様子はNHKを始め、テレビ各局で放映された。 現在はプライベートジェット機3機、ヘリ17機を保有する会社を運営。かつて育った全国の養護施設にラーメンやメロンパンを配達する社会貢献活動が認められ、昨年末に東久邇宮文化褒章を受賞。いまは太平洋をヨットで往復する冒険も計画しているそうだ。さきごろ天野社長にとって3冊目となる「貧乏は完治する病気」(あさ出版)が発売され、居酒屋同様に人気を呼んでいるという。 天野氏は微笑む。「どんな人間でもあきらめなければ必ず夢は叶えられると思っています。いや、必ず叶えられると信じている。だって、叶えられるまでやればいいだけだから。もしも失敗したら、誠意を込めて謝れば、たいていの人は許してくれますよ。そうして、また立ち上がってチャレンジすればいいだけの話です。そんなぼくの生き方を見て、刺激を受けたり、自分でも何かに挑戦してみようと思ってくれたりする人が出てきてくれたら、それ以上に嬉しいことはありません」。
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スポーツ 2010年03月30日 13時00分
携帯メール? 唾吐き? テンションの上がらないキムヨナの素行がネットで話題に
バンクーバー五輪女子フィギュアスケートで金メダルを獲得した韓国のキムヨナの態度がネットで話題となっている。 先日、行われたトリノでの世界選手権。優勝したのは日本の浅田真央。キムヨナは2位。大会終了後の記者会見で、優勝者の浅田真央が記者の質問に応じている中、キムヨナは携帯電話を鞄から取り出し、メールを打ちはじめた。さらにその姿をラウラ・レピス選手が見つけ、キムヨナを睨みつけると、躊躇なく応戦、そしてツバを吐き捨てるような仕草をしたという。ツバを吐き捨てているのかどうかの確証はないが、携帯を取り出しメールを打つ姿は動画共有サイトなどでも見ることができる。 優勝者の会見中にどんな理由があろうとも、横で携帯メールをするのは、五輪金メダリストとしては相当問題があることは確かだ。どこかの国の腰パンルックでオレ流を貫く選手なんて足元にも及ばないような素行の悪さだろう。ネットでは「そもそもキムヨナの素行が悪いのは有名だったが、韓国側がそれを今までは必死に隠していた」との説も飛び出し話題となっている。 ただ、アマチュアスポーツに詳しいスポーツライターは「世界選手権というのはどのスポーツにおいても五輪と比べれば格下の大会です。大々的にテレビ中継までして、世界選手権にここまで注目させる国というのは日本くらいのものでしょう」と語る。そもそも五輪チャンピオンが“すべてをかけて挑む”ほどの大会ではないというのだ。「もちろん、だから記者会見での態度が肯定されるなんてことは絶対あり得ませんけど」(スポーツライター)。 さらに、バンクバー五輪終了直後は引退し、プロスケーターにとの思惑がキムヨナ本人にはあった。しかし、世界の頂点に立った『国民の妹』を韓国世論はそう簡単に自由にはしてくれなかった。期待に後押しされる形で現役続行は濃厚だという。「今回の大会では常に不貞腐れているようでしたね」(スポーツライター)。 今回の行動は、なかなか自由にしてくれない韓国国民への反旗なのか、それとも、もともと素行が悪いだけなのか…。
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社会 2010年03月30日 12時30分
話題沸騰の問題作『「若者奴隷」時代』 の著者、山野車輪氏にインタビュー(後編)
話題を呼んでいる問題作『「若者奴隷」時代』(晋遊舎)。著書である山野車輪氏のインタビュー後編。今回は今まであまり知ることのなかった人間“山野車輪”に迫る。 Q.今回の『「若者奴隷」時代』、また『嫌韓流』シリーズなども多くの知識を必要とするものですが、実際どのように調べているのですか? A.疑問が出たら、それに関する活字の本を、とにかく、ひたすら読みます。読んでいけば概要はわかってきます。その概要が本当に正しいかどうかの裏付けを取る作業に入ります。公的機関の資料を探したり、行政などに電話して問い合わせます。それを元にシナリオを組み、その後は担当編集者とひたすらディスカッションして、煮詰めていきます。これの繰り返しです。例えば、大卒初任給に占める国民年金保険料支払額の比率は、編集に突っ込まれて、大学新卒の賃金のデータを探し出して、その割合を計算をしてみたり。 Q.調べることは、そもそも好きなのですか? A.私、オタクなんで(笑)。マンガ、アニメ大好きだったんです。その気質が若い頃に醸成されているんだと思います。小学生の頃から古本屋巡りとかしていました。オタクの物事を追求する精神やスキルを今使っているということですね。 Q.文章ではなく、マンガで表現するということで注意していることはありますか? A .文字数をできるだけ少なくしつつ、必要・重要な情報がわかりやすく伝わるようにしています。ギリギリまでシンプルにまとめることに関しては、本当に苦心しています。今回は、「世代間格差」と「高齢者」をキーワードに書きましたが、読んだ人それぞれが自分なりの見解を持つようになれば良いと思っております。 Q.『「若者奴隷」時代』で参考にした実体験などはありますか? A.本屋に入るとき、高齢者は入り口のど真ん中を通り、私が横をすり抜けようとするとキレられたり、ファミレスで高齢者が大声で喋っていて、同席していた中年の女性が声のトーンを落とすようにと再三言っていたことが離れていてもわかったのに大声で喋り続けていたり、朝の出勤時間に電車をただ乗りして運賃を払わなく、運転手が注意しているのに、知らんぷりで降りていくところを見かけたり。高齢者は割と色々なところで横暴・傲慢な素振りを見せているのかもしれませんね…。 Q.『「若者奴隷」時代』のテーマは“世代間格差”ですが、山野先生は自身の世代をどう見ていますか? A.私は団塊ジュニア世代です。就職氷河期の一番上に位置します。私もかつて就職には相当苦労したことがあります。小さい頃はロボットアニメを見て育ちました(笑)。団塊ジュニア世代は人口が多いんで、この世代に向けた文化が多いんです。今も商売をやる時はこの世代をターゲットにしたものは多く、消費のターゲットにされてしまいます。それらを追いかけなければ世に中についていけなくなってしまうのですが、僕は疲れていて、正直何も追いかけたくはないです。非常に面倒くさい世代です。そう自分の世代を認識しています。 Q.では、今の若者をどう見ていますか? A.しょうがないことではありますが、行動力が少ないように思います。私たちの団塊ジュニア世代もそんなに行動力がある世代ではないのですが…。それに今の若い人は「嫌消費世代」だと言われています。「車買うなんてバカじゃないの」という認識がありますよね。本当は欲しいのかもしれないのですが、経済的に厳しいんでしょうね。 Q.「嫌韓流」の頃から厳しいマスコミ批判をされていますね。 A.ネットで少し新聞の報道を見る程度で、特にテレビはまったく見ていないです。実は今年に入ってからテレビのスイッチをつけてないんです。マスコミに特にのぞむことなんてないんですよ。まあ中立公平な視点で報じてくれればってくらいです。ただ、外国人参政権の問題とかは大事なことなのでもっと大きく取り上げて欲しいとは思いますけど。 Q.テレビは見ないということですが、映画などは見ないのですか? A. 私、映画は全然見ないんです。マンガ家で私ほど映画を見ない人も珍しいと思いますけど。編集の人とかは「映画を見て勉強しなさい」と言いますが、私はそれに反発していました。最後に見た映画が3年前くらいの「トランスフォーマー」ですから。 Q.最後に、ズバリ日本の将来は明るいと思いますか? A.言いにくいんですけど…。明るいと思える要素が何もないんです。だからなんとかしなければいけないと思うんです。希望がなさすぎます…。変えなければいけないってことは誰でもわかっているはずなんですが、既得権が強すぎてどうにも変らないんです。そこをぶっ壊さなければいけないんです。どうやれば壊せるかを考えていかなければならないと思います。だから、失敗を恐れずにバッシングを恐れずに、新しいことをやっていきたいですね。(了)『「若者奴隷」時代』(晋遊舎)の読者プレゼントはこちら http://npn.co.jp/present/detail/1116687/話題沸騰の問題作『「若者奴隷」時代』 の著者、山野車輪氏にインタビュー(前編)http://npn.co.jp/article/detail/13773662/
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芸能 2010年03月30日 12時00分
所属事務所から思わぬ反撃をくらった眞鍋かをり
一部スポーツ紙で脱税疑惑を報じられたタレントの眞鍋かをりだが、契約解除を求めて東京地裁に訴訟を起こしている所属事務所の「アヴィラ」が29日、マスコミ各社にファクスを送り眞鍋の脱税を認めた。 「眞鍋の事務所はほとんどマスコミ対応しないことで知られていたが、今回の件は白黒をハッキリさせようと思い、対応したようだ」(スポーツ紙記者) 同事務所は脱税疑惑について、「プロダクションから同人(眞鍋)に支払われる報酬の半分を母親が代表取締役となっている会社に支払い、所得税などを免れていた」、「2007年頃、同人からの要請で父親と会った折、赤字会社を抱えているのだが節税のために眞鍋かをりの報酬の半分ほどを当社に振り込んでもらいたいとの要請を受けた」など具体的な脱税の手口を暴露している。 「つまり、眞鍋の父親が旧事務所(アバンギャルド)時代の07年頃から、給与の一部を母が社長のマナベ電子工業(愛媛県西条市)に振り込んでほしいと要請。08年3月、眞鍋が現在の所属事務所『アヴィラ』移籍後も同様の取引が行われ、09年12月まで続いた。すでに報じられているが、所属事務所は毎年、年俸制で給与を決め、月割で支給しているが、09年の眞鍋の月給は420万円で、そのうち180万円が母の会社に振り込まれていた」(週刊誌記者) 収入がサラリーマンとは比べものにならない芸能界だけに、様々な方法でせっせと節税に励んでいる芸能人は多そうだが、所属事務所からその手口を暴露されたのはおそらく眞鍋が初めて。 「眞鍋が大人しくしていれば事務所も黙っていただろうが、訴訟が終わっていないのでさっさと新たな窓口も決め仕事を再開したため、現所属事務所が激怒し反撃に出た。おそらく、眞鍋にとっては思わぬ反撃だったはず」(同) こうなってしまったからには、眞鍋は再び活動を自粛せざるを得なくなりそうだ。
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スポーツ 2010年03月30日 11時00分
地下世界に新たなるルーキー・SEIKEN登場 いきなりメインで高岩竜一戦に抜擢! 3・28地下プロレス『EXIT-33 CORE:K』(1)
28日、東京・新宿歌舞伎町二丁目『CORE STADIUM』にて、地下プロレス『EXIT-33 CORE:K』が行われた。 歌舞伎町二丁目のラブホテル街のど真ん中に位置する、地下戦士養成基地『CORE STADIUM』で試合が開催されるようになってから、今回が11戦目。その間、謎の出火によって全焼しながらも、焼け野原にリングが設営されて試合が強行されたりと、この「地下の新聖地」CORE STADIUMでは、様々な波乱が巻き起こってきた。 この新聖地11戦目のメインに抜擢されたのが、なんと今回がデビュー戦の“地下ルーキー”SEIKEN。しかも相手は“超竜”高岩竜一と、デビューの舞台としてはこれ以上ないほどの条件が揃った。 地下のルーキーらしく、これまでの経歴・格闘バックボーンはいっさい不明のSEIKEN。しかしながら他選手を凌駕する長身を誇り、マスクもよく、かなりのスター性を備えている。にも関わらず、なぜ彼は地下の戦場を選んだのか…。謎である。 SEIKENは超竜相手にもいっさい躊躇せず、キレ味鋭い打撃・寝技をガンガンと仕掛け、高岩を追い込んでいく。ローキックの連打に飛びつき腕十字と、SEIKENのアグレッシブな攻めの数々に、CORE STADIUMの観客からどよめきが沸き起こる。 しかし試合は、結局高岩の横綱相撲。SEIKENの攻めを存分に受けきった高岩は、5分過ぎにラリアット2発を打ち込み形勢逆転。最後はエグい角度のハーフボストンクラブでSEIKENの挑戦を一蹴した。 デビュー戦で“超竜”高岩竜一という最高のお手本と対峙したSEIKEN。この闘いで何を学んだか、そして今後の闘いで何を見せていくか。ルーキーSEIKENがこれから育む“地下魂”に注目していきたい。 全試合終了後、香港遠征から帰国の紅闘志也、ネパール遠征から帰国の富豪2夢路が日の丸を携えリングイン。両者ともに、遠征前よりもいっそう不敵なツラ構えになって帰ってきたが…。 地下戦士が赴き、闘う場所は、すべて「地下プロレス」なのである…。後日、紅の香港、夢路のネパール、両者の“地下世界行脚”の全容を、ここリアルライブにて明らかにしていく。ご期待されたし!梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年03月30日 09時00分
甲子園ダークサイド情報 カントクはつらいよ(3)
1人の中年男性が河川敷の野球場に降りてきた。そこで中学生の球児を教えていたチーム監督のもとに近寄り、エース投手を指してこう言った。 「あの子の自宅を教えてくれないか?」 彼は関西圏有名高校の者だと名乗った。強豪校のスカウトが日本中に張り巡らされていることは、同じ硬式中学野球組織の『横の繋がり』で聞かされていた。個人情報の漏洩にうるさい親も多い。その監督が躊躇っていると、中年男性は胸元から名刺を取り出した。肩書は教頭…。 「教頭先生なら、問題ないと思って教えてしまったんです。それがそもそもの間違いでした」(同監督) しかし、教頭を名乗った男は全くの部外者だった。“自称教頭”はその強豪校監督と個人的な知り合いに過ぎず、勝手にスカウト活動を行っていたのだ。 「その高校の監督は知っていたかって? 『知らない』って言っていましたが…」(中学チームの監督) 似たような『被害』を訴える声は少なくないという。 勝手に、教頭を名乗るのは悪質だ。しかし、高校野球の監督のなかには有望中学生を発掘するため、個人的なツテを使うケースもあるそうだ。 10年ほど前、西日本地区に新興私立高校が出現した。少子化による経営難を打破するため、女子校から共学に切り換えたのだが、男子生徒を獲得するため、野球部とサッカー部に力を入れていくという。その野球部の監督に招聘されたのは、地元強豪校のコーチだった。ハッキリ言えば、引き抜きである。 引き抜かれた側の“妨害工作”が始まった。有望中学生を青田刈りし、新興私立高校の部員集めを妨害した。 初代監督に選ばれたコーチは、新興私立高校側から「5年以内に甲子園へ」の条件を突き付けられている。甲子園出場を果たすのは並大抵ではない。その苦労は強豪校のコーチを務めてきたから、分かっていた。同コーチは大学時代の野球部名簿を広げ、指導者になった元同僚たちに電話を入れた。5年という短期間で『結果』を出さなければならないのに、地元の有望中学生の勧誘はできない。他県から球児を集めるしか方法がなかったのである。 同校は数年後に初出場を果たしたが、「越境入学者ばかり」と、非難も殺到した。2007年の『特待生問題』以来、他県からの越境入学生に対する見方も厳しくなっている。しかし、初年度に無我夢中で広げた“個人スカウト網”の暴走を止めることはできなかった。「以後、他県の有望中学生は集めない」と言っても、彼らは納得しないだろう。中学生のクラブチーム指導者のなかには『甲子園出場校へのパイプ』をひけらかし、新入団者を集めている輩もいないわけではない…。 また、かつては有望中学生を仲介すると『謝礼』が支払われていたなんて、噂も囁かれていた。前述の“自称教頭”の悪質例は、こうした裏金を見越しての行為だと思われる。 「どの高校も自浄努力をし、誤解を招くような行為(不正)はしていません」(野球関係者) その言葉を信じたい。 一般論として、教員免許を持っていれば、たとえ現場指導職を外されても、教諭として生き長らえる。しかし、『監督業』のみで学校に雇われた指導者は違う。「勝つことだけが学校教育ではない」と学校経営者は言うが、それは建前に過ぎない。『結果』が伴わなければ、解任は免れないのだ。 甲子園中継は「絶好の学校宣伝の場」でもある。野球部の専用グラウンドを設け、打撃マシンなど高額な練習機を購入するのも、そのためだ。高校野球の監督とは、プロ野球以上に結果が問われる職業なのである。(スポーツライター・飯山満)
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芸能 2010年03月30日 08時00分
いろいろ問題になっている冬ソナの音楽
26日に発売が予定されていた韓流人気ドラマ「冬のソナタ 韓国KBSオリジナル・ノーカット完全版 DVD-BOX」の発売延期になり、発売元のソニー・ピクチャーズエンタテインメントが同日の全国紙に全面広告を掲載した。 広告によると、発売延期の理由として「劇中に流れる全ての音楽に関して権利者にきちんと承諾を得なければなりません」などと、著作権がクリアになっていないことをあげ、「音楽の権利者を捜しています」として「第1話 17分30秒〜18分13秒 チュンサンが黒板で数学を解く 演奏のみ」など27シーンにも及ぶ細かい場面をあげ、権利者の心当たりがある人へ情報提供も呼びかけている。 「要はオリジナル版で使用された音楽の著作権をめぐり、使用許可などの調整が間に合わなかった。日本だったらありえないが、韓国は音楽の著作権についてはかなりずさんな部分があるので、こういう事態が起こってしまった。すでに、別のDVD-BOXが発売され、パチンコ台にもなっているが、その時は全く問題にならなかった」(音楽関係者) 多くの日本人女性を虜にした冬ソナの名場面は音楽に彩られていただけに、一日も早く解決してDVD-BOXを発売してほしいものだが、Ryuが歌うオープニングテーマ「最初から今まで」もかなり揉めている。 「『最初から今まで』など韓国の約1200曲を無断でカラオケ用に使っているとして、著作権管理会社『アジア著作協会』が業務用カラオケ大手第一興商(同)に約9億1千万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴。2月に請求の一部を認め、約2300万円の支払いを命じる判決が出たが、同曲を含む大半について請求が退けられたため控訴。この訴訟のおかげで、カラオケで同曲を歌うことができない」(芸能記者) どちらの問題も著作権管理がしっかりしていれば起きなかったはずだ。
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スポーツ 2010年03月29日 19時00分
梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?
『空手バカ一代』に『カラテ地獄変』…昭和の劇画王・梶原一騎による数々の格闘ロマン大作によって、日本の格闘ファン、劇画ファンにその存在を伝えられた「地下プロレス」。ほとんどのファンが、それは虚構の世界であると信じきっていた。ところが、この21世紀の日本に、地下プロレスは存在していたのだ! その存在が明らかになったのが、2008年の7月21日。しかもその戦場として選ばれたのが、ゲイカルチャーのメッカ・新宿二丁目の『BAR EXIT』。その「非常口」を名乗るハコの中央に鎮座するリングは、漆黒のマットが張りめぐらされ、ロープの代わりに3本の鎖に囲まれていた…! プロレス、フルコンタクト空手、ムエタイ、バーリ・トゥード…。その暗黒のリングには、あらゆる格闘競技の猛者が集う。そこで繰り広げられる闘いは、「プロレス」の名を残しながらも、KO、ギブアップのみで雌雄を決する、時間無制限の「ノーフォールデスマッチ」。リングを取り囲む観客たちは、酒を呑みながら思い思いの歓声、怒号、罵声を飛ばす…。 18世紀フランス地下社会に端を発し、以降禁酒法下のアメリカにも伝搬された…と、梶原一騎によって伝えられた「地下プロレス」は、確かに現代の日本に存在していたのだ。 『EXIT』の名を冠されて、ほとんどのマスコミからその存在を黙殺されたまま繰り広げられる地下プロレス。この闘いを取り仕切るのが、フランスに存在する「地下組織」WUW(World Underground Wrestling)であり、その組織の長が、『空手バカ一代』にて、かのマス・オーヤマと死闘を演じたイワノフ・ロゴスキーの実息イワノフ・ロゴスキーJr.なのである。 そしてその子である「ジャガー・ロゴフスキー」が現在、地下の闘いの頂点に君臨している。 大阪・岸和田の彫刻家・松並義明の手によって精巧に造られた、木彫りの「地下世界王者」のベルトを腰に巻くジャガー・ロゴフスキー。この男の体躯は意外にも小さいが、その動きは俊敏にして奇想天外、打撃・寝技ともに抜群の技術を誇り、対戦相手を瞬く間に漆黒のマットに這いつくばらせる。SMチックな禁忌性を帯びたデザインのマスクで顔を覆い、口を開かぬ地下絶対王者は、今もなお、地下プロレス最大のミステリーなのである。 現在の地下プロレスは、この絶対王者を中心として、その他にZERO-ONE退団後流転を続け、漂流するように地下マットに辿り着いた富豪2夢路(ふごふご・ゆめじ)、梶原劇画の傑作『紅の挑戦者』の主人公の名を冠し、キック・ムエタイ・ミャンマーラウェイと戦場を選ばずに闘いまくる「人間狂気」こと紅闘志也(くれない・としや)、極真空手の猛者にして「足技の魔術師」小笠原和彦など、多士済々の男たちが、アンダーグラウンドな闘い模様を彩っている。 08年の7月に、新宿二丁目『BAR EXIT』に突如現出した地下プロレスの輪は、いつしかオーストラリア、タイ、ハワイと、ワールドワイドに拡散していった。そして国内での戦場も、二丁目を飛び越え、新宿歌舞伎町の地下戦士育成基地『CORE STADIUM』、日本プロレス草創期の聖地・銀座の『VILAX』、東京ドームの真裏に所在する「地下の総本山」こと『AJITO』と拡大。 そして4月18日、「アメリカ橋」の袂(たもと)は恵比寿『BLACKPALACE bELGAMO』にて、2010年・春の本場所」として『EXIT-37 HIGHEST』が挙行される。 リアルライブでは、メディアに登場しないアングラ格闘文化「地下プロレス」を今後も追究する。これからの地下プロレス記事に、是非ご期待いただきたい。地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年03月29日 18時30分
新監督5人衆の開幕査定と今後
セ、パ新監督5人の開幕スタート査定をすれば、21年ぶりの開幕4連勝を含む5勝1敗のオリックス・岡田彰布監督が最高点を獲得するのは当然だろう。ただ成績が抜群だっただけではない。内容が濃い。 これまでわがまま放題だったカブレラが開幕戦でのDH起用に難色を示すとスタメン落ちさせる荒療治。その上で話し合いをして、第2戦から一塁で起用するや、カブレラはホームランを打つだけでなく、一塁守備でも全力プレー。開幕投手にも早々と金子を指名してこれまた大当たり。岡田監督の選手操縦術に対する評価が高騰している。「投手陣が良いから、阪神よりもオリックスを優勝させる方が簡単やろ」。こう公言していた岡田監督は、鼻高々の開幕5勝1敗の快進撃だろう。 関西のスポーツ紙に対する貢献度も大だ。21年ぶりの開幕4連勝は、阪神一色の関西スポーツ紙の1面を独占する快挙だった。「今年は阪神がダメでも、岡田オリックスでいける」と関西のスポーツ紙は狂喜乱舞している。 ただ好事魔多しで、浮かれているわけにはいかない。144試合の長丁場のペナントレースだけに、順風満帆のままにいくわけはなく、逆境が訪れた時に、どんな危機管理能力を披露するかだ。阪神監督時代に問題になった、本音を漏らしすぎる岡田節にも要注意だ。チームの調子が良すぎると、“舌好調”になっての舌禍事件が心配される。 4勝1敗1分と岡田オリックスを追う、ロッテ・西村徳文監督も、地味ながらいい仕事をしている。自らがスターの座にいないと満足できなかったバレンタイン前監督と違い、前面に出ず、ナインを結束させる手腕が光っている。ロッテ一筋、チームを知り尽くした生え抜き監督のハンドリングが、開幕ダッシュにつながっている。今後の課題は、開幕前に故障で戦線離脱した小林に代わる抑え投手だろう。 全く予期せぬ開幕4連敗後にようやく1勝した楽天・ブラウン監督は、早くも抑えが崩壊しており、再整備しないと、簡単には浮上できないだろう。期待の新外国人投手のモリーヨが制球難で失格、失敗を繰り返した福盛も二軍落ちと、抑えの問題解消のメドは全く立っていない。田中が延長10回を投げきって、チームに初勝利をもたらしたが、先発が必ず完投を強いられるようでは、昨年2位の野村克也前監督(現名誉監督)超えはむずかしくなる。早くチームを立て直さないと、野村毒ガス口撃の格好の標的になるだけだし、楽天ファンから野村復帰コールが起きかねない。 セ・リーグの新監督2人、広島・野村謙二郎、横浜・尾花高夫監督は、ともに1勝2敗の負け越しスタートだ。生え抜きのエリートで選手時代に常勝赤ヘル軍団を知る野村監督は、ブラウン前監督(現楽天)時代の時短練習を返上。伝統の猛練習を復活させ、13年ぶりのAクラス、19年ぶりのリーグ優勝を掲げているが、いかんせん戦力不足は否めず、前途は多難だ。ダイエー・ソフトバンク、巨人などでの投手コーチとしての能力を高く買われ、監督に招かれた横浜・尾花監督も同様に、現状の薄い戦力では、チームを急浮上させるのは至難の業だ。野村監督ともども、リーグ4連覇を狙う巨人にターゲットを絞り、アンチ巨人ファンを喜ばせることが、自らの存在をアピールする最善の方法だろう。腐っても鯛、巨人に勝てば、マスコミの露出度も上がり、ファンが注目、選手の士気も高まるからだ。
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社会 2010年03月29日 17時30分
祝開通、大橋ジャンクション
平成22年3月28日日曜日16時、遂に首都高速の3号渋谷線と、山手通りの地下を走る中央環状線とを直接結ぶ池尻大橋ジャンクションが開通した。これによって、6号三郷線、川口線、5号池袋線を使用する車は、都心を通らずに、東名高速道路に直結できることになった。 さて、池袋在住の私にとっては、待ちに待った夢のショートカットの登場だ。昨日は絶対に混雑するだろうから、来週あたりにでも行ってみようと思っていたが、午後5時を過ぎた辺りから、急にソワソワして「初日に行くのもたまにはいいかも」と思い立ち、車のエンジンを掛けた。前日までは、もし東名高速に乗るとしたら、護国寺入り口から首都高池袋線に乗ってから、竹橋ジャンクションで都心環状線に乗り換えて三宅坂方向に行き、谷町ジャンクションで渋谷線に乗り換えてから用賀に行く、というコースが最短最速だった。しかし、護国寺から神田、竹橋ジャンクションは平時でも慢性的に混んでいて、このコースを使用して池袋の自宅から東名高速の入り口までは、日中は早くても30分、混雑している場合は1時間以上かかることもあった。 そして、昨日の午後5時28分に自宅を出発してから、山手通りの西池袋入り口から中央環状線に乗り、山手トンネルに入った。5年前のカーナビは、その当時のDVDデータを使用しているために、画面上では私の車は山手通りを中野坂上、富ヶ谷方面を走行している。初台を過ぎた辺りから急に走行速度が落ちて、代々木八幡辺りではすっかり止まってしまった。それもそうだ。初日に記念で通行しようと、自分と同じ考えの人間が何人もいるからだろう。自分の前には、なんと室蘭ナンバーが、後ろは水戸ナンバー、隣の車線には栃木、千葉、沼津、名古屋ナンバーが並んでいる。みんなこのために来ているのだろうか。 富ヶ谷のカーブをようやく過ぎると、いよいよ真新しい大橋ジャンクションまでは直ぐだ。しかし、ジャンクションを目の前にして2車線だったのが、1車線になるとますます前に進まなくなった。しばらくして、右が渋谷方面、左が東名高速に別れる二股のサインが見えてきた。そしてこのジャンクション、建設時から話題だった螺旋のスロープは、東名高速方面はブルーに、渋谷方面はオレンジに色分けされていて混同しないように工夫されているようだ。しかしながら今日は、東名には乗るつもりでなかったために、私は六本木方面に戻るように渋谷線に乗り換えた。いつもルートとは逆に、谷町ジャンクション〜中央環状線〜竹橋ジャンクション〜護国寺出口の順で帰宅した。自宅に到着して、時計を見ると6時25分だった。合計約1時間のヒマつぶしが、500円で出来た。 自宅から池尻まで今日は、おおよそ35分かかったが、もし混雑がなければ10分というところだろうか。この5月の5連休には是非またここを通ってから、今度は東名高速に乗って遠出してみたいものだ。<プロフィール>青山はじめ、宮城県仙台市生まれ。大学を中退後、マニラのニュース社でアルバイト。帰国後はなんでも屋を友人と開業しつつ、フリーのライターも兼業している。