先日、行われたトリノでの世界選手権。優勝したのは日本の浅田真央。キムヨナは2位。大会終了後の記者会見で、優勝者の浅田真央が記者の質問に応じている中、キムヨナは携帯電話を鞄から取り出し、メールを打ちはじめた。さらにその姿をラウラ・レピス選手が見つけ、キムヨナを睨みつけると、躊躇なく応戦、そしてツバを吐き捨てるような仕草をしたという。ツバを吐き捨てているのかどうかの確証はないが、携帯を取り出しメールを打つ姿は動画共有サイトなどでも見ることができる。
優勝者の会見中にどんな理由があろうとも、横で携帯メールをするのは、五輪金メダリストとしては相当問題があることは確かだ。どこかの国の腰パンルックでオレ流を貫く選手なんて足元にも及ばないような素行の悪さだろう。ネットでは「そもそもキムヨナの素行が悪いのは有名だったが、韓国側がそれを今までは必死に隠していた」との説も飛び出し話題となっている。
ただ、アマチュアスポーツに詳しいスポーツライターは「世界選手権というのはどのスポーツにおいても五輪と比べれば格下の大会です。大々的にテレビ中継までして、世界選手権にここまで注目させる国というのは日本くらいのものでしょう」と語る。そもそも五輪チャンピオンが“すべてをかけて挑む”ほどの大会ではないというのだ。「もちろん、だから記者会見での態度が肯定されるなんてことは絶対あり得ませんけど」(スポーツライター)。
さらに、バンクバー五輪終了直後は引退し、プロスケーターにとの思惑がキムヨナ本人にはあった。しかし、世界の頂点に立った『国民の妹』を韓国世論はそう簡単に自由にはしてくれなかった。期待に後押しされる形で現役続行は濃厚だという。「今回の大会では常に不貞腐れているようでしたね」(スポーツライター)。
今回の行動は、なかなか自由にしてくれない韓国国民への反旗なのか、それとも、もともと素行が悪いだけなのか…。