歌舞伎町二丁目のラブホテル街のど真ん中に位置する、地下戦士養成基地『CORE STADIUM』で試合が開催されるようになってから、今回が11戦目。その間、謎の出火によって全焼しながらも、焼け野原にリングが設営されて試合が強行されたりと、この「地下の新聖地」CORE STADIUMでは、様々な波乱が巻き起こってきた。
この新聖地11戦目のメインに抜擢されたのが、なんと今回がデビュー戦の“地下ルーキー”SEIKEN。しかも相手は“超竜”高岩竜一と、デビューの舞台としてはこれ以上ないほどの条件が揃った。
地下のルーキーらしく、これまでの経歴・格闘バックボーンはいっさい不明のSEIKEN。しかしながら他選手を凌駕する長身を誇り、マスクもよく、かなりのスター性を備えている。にも関わらず、なぜ彼は地下の戦場を選んだのか…。謎である。
SEIKENは超竜相手にもいっさい躊躇せず、キレ味鋭い打撃・寝技をガンガンと仕掛け、高岩を追い込んでいく。ローキックの連打に飛びつき腕十字と、SEIKENのアグレッシブな攻めの数々に、CORE STADIUMの観客からどよめきが沸き起こる。
しかし試合は、結局高岩の横綱相撲。SEIKENの攻めを存分に受けきった高岩は、5分過ぎにラリアット2発を打ち込み形勢逆転。最後はエグい角度のハーフボストンクラブでSEIKENの挑戦を一蹴した。
デビュー戦で“超竜”高岩竜一という最高のお手本と対峙したSEIKEN。この闘いで何を学んだか、そして今後の闘いで何を見せていくか。ルーキーSEIKENがこれから育む“地下魂”に注目していきたい。
全試合終了後、香港遠征から帰国の紅闘志也、ネパール遠征から帰国の富豪2夢路が日の丸を携えリングイン。両者ともに、遠征前よりもいっそう不敵なツラ構えになって帰ってきたが…。
地下戦士が赴き、闘う場所は、すべて「地下プロレス」なのである…。後日、紅の香港、夢路のネパール、両者の“地下世界行脚”の全容を、ここリアルライブにて明らかにしていく。ご期待されたし!
梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?
http://npn.co.jp/article/detail/97320773/
地下プロレス『EXIT』公式サイト
http://www7.plala.or.jp/EXIT/
(山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou