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社会 2012年05月10日 10時08分
スマホ買い替えで増える借金地獄の若者
サラ金、クレジットカード問題は、現在「リボ払い地獄」に変化しつつある。リボ払いとは、毎月あらかじめ指定した一定額を返済してゆく方式。それが、カードを持てないはずの若年層に広がりを見せている。原因を作っているのはスマートフォンや携帯電話だ。 「かつての『0円ケータイ』は、端末をタダにして通信料金で儲けるというビジネスモデルで利用者を急増させました。0円を可能にしたのは、携帯代理店への奨励金です。それが制度廃止により端末の価格は高騰、若者の携帯購入意欲の減退に危機感を抱いた携帯事業者が、苦肉の策で『端末代分割払い契約制度』を編み出した。高額なスマホの場合、2年間の継続利用などを条件に月々の利用料を割引することで、端末代を実質的に安く抑えることができます」(通信業関係者) 携帯の国内累積契約数は、今や日本の総人口とほぼ同じ。3台に1台が分割払いを利用し、その支払い情報は唯一の指定信用情報機関である「株式会社CIC」に集められている。 「分割払いを利用しているのは10代、20代の若年層が多い。契約を結んでいるという意識が希薄なため、安易に滞納してブラックリスト入りするケースも少なくない」(消費者問題に詳しいジャーナリスト) 前出の関係者によれば、「iPhone」などのスマホへの買い替えにより、毎月の登録数が200万件という凄まじい勢いで増え続けているという。 リボ払いの問題点は、高額商品を安く買った感覚で、気が付いた時には月々の元金の返済金額と利息分が同じという地獄状態に陥いることだ。商売とはいえ知識の希薄な人を狙って食い物にするのは、モラル不足と言われても仕方がない。
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芸能ニュース 2012年05月09日 15時30分
お笑い芸人 豪快伝説 其の十『宮迫博之』
お笑い芸人。コメディアン。エンターテイナー。そんな彼たちがかつて刻んだ偉大なる伝説、爆笑列伝を紹介していく連載の10回目。テンバウトは、雨上がり決死隊の宮迫博之だ。 宮迫博之ほど持っている芸人はいない。主演映画では、多くの賞を受賞。出演したドラマ、NHK大河は軒並み好視聴率。山口智充とデュエットをすればヒットソングとなり、冠番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)は、視聴率もDVDセールスも絶好調。絵に描いたようなマルチタレントだ。 植えつけられたキャラは、恐妻家。いっさいの家事を放棄した妻に服従するキャラは、完成されたお家芸だ。しかし、それも嫌いではない。ひとり息子が「パパのオムライスが世界で一番おいしい」と言うたびに、目尻を下げる。 ところが、狂気な人格は時として、ギリギリアウトになることもある。事件が起こったのは、5年ほど前。現場は、大阪ミナミにある芸人の常連居酒屋だ。 その夜は、店の拡大移転を祝して、大勢の芸人が宴を開催。すると、宮迫が動きだした。最初のターゲットは、バッファロー吾郎の木村。割り箸で頭を刺され、噛みつかれ、濡れおしぼりで攻撃されて、平手打ち。さらに、偶然落ちてきたサイン色紙の角で頭を突かれ、目に梅干しを入れられた。 第二の犠牲者は、たむらけんじ。1万円もしたお気に入りのTシャツを破かれ、体をライターで炙られた。再び割り箸で頭を刺され、押しピンまで当てられた。 事件はいよいよ佳境へむかう。メインターゲットは、ブラックマヨネーズの小杉竜一。芸人の間で有名だった「コンハブ」(肛門にはぶらしを刺すゲーム)をするため、逆襲に転じたたむけんは、「小杉の肛門に豚肉とハブラシ詰めこむ」とニヤリ。次の瞬間、小杉の肛門から生の豚肉とはぶらしの先が…。 この一部始終を『やりすぎコージー』(テレビ東京系)で放映すると、上層部が激怒。社を巻き込んでの一大騒動となり、打ち切り寸前になった。のちに、番組は終了。この事件が大きな加点材料になったのかは不明だが、宮迫のドSはこの一夜で浸透したことは、確かである。(伊藤由華)
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芸能ニュース 2012年05月09日 15時30分
「巨乳ちゃんを探せ!」第10回〜カーリング娘・本橋麻里
リアルライブ読者の皆さま、こんにちは。 各界の巨乳ちゃんをピックアップするこのコーナーですが、今回はマリリンの愛称で知られるカーリング娘の本橋麻里(25)を紹介します。 マリリンといえば、5月3日に同郷のカーリングとは関係ない男性と入籍したことを発表し、ファンを落胆させましたが、競技は続行し、14年ソチ五輪出場を目指すことになりそうです。マリリンは86年6月10日生まれ、カーリングの本場である北海道北見市(旧常呂郡常呂町)出身です。現在はNTTラーニングシステム株式会社と所属契約を結んでいます。 12歳の時にカーリングを始めたマリリンは、約1年後には00年3月の常呂町ジュニアカーリング選手権で優勝。02年1月には日本ジュニアカーリング選手権を制覇し、頭角を現しました。 05年2月からチーム青森でプレーするようになり、同年4月、青森明の星短大入学に伴い、同チームに正式加入。06年にはトリノ五輪に初出場(7位)。07年にはチーム青森リーダーに就任。10年2月のバンクーバー五輪に2度目の出場(8位)を果たした。 同年8月にはチーム青森を脱退し、地元・常呂町を拠点に新チーム、ロコ・ソラーレを結成し、リーダーを務めています。 愛くるしいルックスで男性人気も高く、10年には「Days Off」というDVDも出しましたが、ちょっとポッチャリな体型をさらしてしまいました。 自称巨乳評論家のA氏によると、「結婚したのはマリリンファンにとっては、残念だったとは思いますが、ほどよい大きさのバストが魅力的ですね。ルックスも秀でていいというわけでもなく、普通な感じだからこそ、親近感があっていいのではないでしょうか」と語る。 マリリンには人妻になっても、ぜひソチ五輪出場を果たしてもらいたいものです。(坂本太郎)画像:カーリング 本橋麻里 公式ブログ MariLoghttp://blog.goo.ne.jp/marimotohashi/
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トレンド 2012年05月09日 15時30分
噂の深層 IT界の都市伝説
ネットや携帯電話の爆発的普及以降、それらに関連する都市伝説がついて回った。面白そうなものをいくつか紹介しよう。 <ハードディスクを電子レンジに入れるとデータは消えてくれる>というものがある。 「磁気でハードディスクが壊れることはありません。よって、電子レンジの電磁波でハードディスクの磁気が壊れることもありません」(都市伝説ライター)という。そもそもハードディスクは、磁気は塗られているもののぺらぺらの金属だ。こんなことをしたら、フロッピーなどのプラスチックとは違って、先ずは一瞬で燃えはじめるのではないだろうか? 実験だけは絶対やめてほしいところだ。氏によると、「どうにか“手っ取り早く”データを消したい、という、漠たる広さのITの広野に対する人々の畏敬の念や恐怖心から生まれた都市伝説でしょう。そのことは、すべてのIT都市伝説に共通します」(同)という。 ちなみに、データを上書きするとデータ復旧は出来にくくなり、フラッシュメモリ(半導体メモリハードディスク)の場合1回上書きするとデータは復旧できなくなる、というあたりが消去法のようであるが、各自確認してほしい。 逆に、PCを壊れないようにしたい人もいる。だから、<PCにお札を貼ると壊れない>という都市伝説も…。 これについては、某就職サイトのネタページに解答の鍵があった。エンジニアたちにこの都市伝説についてアンケートを取ったところ、複数の「効果アリ」、つまりお札を貼ったらパソコンが壊れなくなった、という回答コメントが寄せられた事実がある。最後は神頼みなのかもしれない!? 次は、<パソコンには、開くと死ぬファイルがある> 「ITの俗説と霊的現象の噂は同根です。開発者の手による、本来のパソコンの性能や機能とは関係のない隠しコマンドや、隠れたメッセージのことを“イースター・エッグ”と言いますが、その延長線上に、せっかく開発した技術なのに全部会社の手柄にされるので開発者が、呪いの思いを込めた隠しファイルを仕込んだ…という噂がある。どのユーザーがその災難に遭うのかわからないのも、IT社会の闇の怖さをよく現していると思います。ユーザーが怖いのは霊だけでなく、同じくらいにいたずらな開発者のほうだったりするかもしれませんね」(同) そういえば、<電話を受けた人がすぐに死んでしまう電話を通じて感染するウイルスがある>という都市伝説があった。パキスタンからアフガニスタンまで広く信じられてしまったことがあるという。これも電話の仕組みが、よくわからないから、ありえないことで、ビビる、のだろう。ITなら、なおさら畏敬の念に拍車がかかるといえようか。 最後に、ITにまつわる霊の噂。<iPadに赤ん坊の霊が出る>なんて噂がある。 「<真っ暗なPCの立ち上げ画面に、骨折したように捻じ曲がった白い手がゆらゆら蠢いていた>、なんて2ちゃんねるの怪談もありますね。そういえば、真夜中にPCを立ち上げる瞬間、少し緊張させられる。その白い手がこっちを指さしていたら…なんて考えるともっと怖そうです。但し、やはりPCのバグなどの普通の都市伝説とITの怪談は、根っこが繋がっているんじゃないですか」(同) <赤いQRコードの呪い>も有名だ。 「赤いQRコードが夜明けの繁華街の電柱などに突然現れる。うっかり、携帯をかざしてそのコードを読み取ると、データが全部消去されてしまうという。ありえないけど、開発者がそのためにわざと仕込んだ機能があるんじゃないか…と想像するとそれはそれで怖い」(同) ITの俗説・バグの深層などにまつわる都市伝説も、IT霊の都市伝説も、結局は人間の怖さだ。
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スポーツ 2012年05月09日 15時30分
東京スカイツリーの開業遅れが不入りの原因? ワースト記録更新の日本相撲協会がとんでもない言い訳
日本相撲協会は大相撲夏場所(5月6日初日=東京・両国国技館)2日目(7日)の入場券売れ残りが6080枚だったと発表した。これは、今年初場所3日目(1月10日)で記録した売れ残り5793枚を抜き、85年1月に現在の両国国技館(定員約1万1000人)が開業以来、またもやワースト記録を更新した。3日目(8日)も売れ残り5625枚と厳しい入りだった。 売れ残りワースト記録は昨年秋場所2日目(9月12日)=5682枚=でも出しており、両国国技館で場所を開くごとに、3場所連続での更新となった。 今場所は鶴竜の大関昇進という話題もあり、史上初の6大関時代突入となったが、今のところ、観客動員にプラスにはなっていないようだ。V23を目指す横綱・白鵬が、初日から黒星を喫した面も、ファンの足を遠のけたのかもしれない。 まさしく、歯止めがかからぬ相撲人気低迷だが、協会側からはとんでもない言葉も発せられた。実は今場所は両国国技館のほど近くに建った東京スカイツリー(5月22日開業予定)の開業を当て込んで、10年5月の理事会で、初日を例年より1週早めることを決めていたのだ。しかし、東日本大震災の影響で開業が遅れ、夏場所開催日とは重ならなくなった。これに関して、八角広報部長(元横綱・北勝海)は不入りのおもな要因に、この開業遅れで、その客を取り込めなかった点を挙げた。 八角広報部長は「相撲内容が大事で、横綱に上がれそうな大関がいないということだと思う。今がどん底なので、悪い点を直してお客さんに来てもらいやすくしなければならない」とも語った。だが、そもそも東京スカイツリーの開業遅れを興行不振の原因にしているようでは、まるで悲壮感が感じられない。 先の春場所(大阪)では、担当部長の貴乃花親方(元横綱)が、営業面で獅子奮迅の働きを見せたが、地方場所だけではなく、東京場所でも真剣に集客アップに取り組まなければ、今後もワースト記録を更新していくことにもなりかねない。(落合一郎)
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芸能ニュース 2012年05月09日 11時45分
陸上界の“暗黙の了解”が通用しなかった猫ひろし
昨年11月にカンボジア国籍を取得し、ロンドン五輪男子マラソン代表に選ばれたタレントの猫ひろしについて、国際陸連が参加資格を満たしていないと判断し、同国陸連に通達。猫の五輪出場が消滅したことを各スポーツ紙が報じている。 報道によると、国際陸連は、国籍変更からまだ7か月程度の猫の五輪出場を認めない方針を決定し、7日付の文書で「国際競技会にカンボジア代表で出場できるのは今年10月以降」との最終判断を下した。カンボジア側は、猫が「09年からカンボジアに住み、ビジネスをしている」などと主張したが受け入れられず、決定を受け入れる意向。同国オリンピック委員会のワット・チョムラーン専務理事は「これ以上は抵抗しない。早急に人選をし、別の選手を派遣する」と述べているという。 「こうなったきっかけは、4月上旬に一部週刊誌で猫のライバルで、同月の国際大会で猫の自己ベストを7分ほど上回る記録を出したヘム・ブンティン選手が、同国陸連に猫の関係者から“裏金”が渡っていたことや、猫が同国での居住実績がないことを“告発”したことが大きく関係しているようだ。ただし、ブンティン選手は同国陸連と犬猿の仲なので、五輪に出れるかどうかは微妙なようだが」(専門誌記者) 猫の件については、男子400メートルハードルで4回目の五輪出場を目指す為末大が4月中旬に自身のツイッターで、「たぶん国際的な陸上選手の大半の反応は、え、それをアウトにしちゃうの? だと思う」と書き込み、その理由として、アフリカなどの有望選手が中東の国などに国籍を変えて五輪に出場するケースが、ここ10年で増え続けていることを挙げ、国籍変更が陸上界の“暗黙の了解”となっていることを伺わせた。 ところが、国籍変更選手の参加資格について、国際陸連は今年からルールを厳格化。過去に国際競技会で代表経験がない選手についても新たな規定を導入したばかりで、例外は認められず。結局、猫の五輪出場は消滅したが、「五輪に出場できなかったことで、猫のタレント価値は大暴落。日本国籍に変更しても仕事は激減するだろう」(テレビ関係者)というだけに、堂々とダメ元で日本代表として五輪出場を目指した方が良さそうだったが…。 次回の五輪イヤーで猫は38歳となってしまうだけに、再び五輪を目指すのは難しそうだ。
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芸能ニュース 2012年05月09日 11時45分
木村祐一と西方凌が結婚披露パーティを開催、キム兄…安心して輝きたい!
お笑い芸人の木村祐一と女優の西方凌が8日、所属するよしもとの東京本社(新宿区)で、結婚披露パーティを開催。パーティに先立ち記者会見を開き、木村は、4度目となる今回で、結婚は「最後でございます」と西方への愛を誓った。 赤のスーツと、白のドレスで登場した2人。所属して25年目となる会社のメンバーに見てほしいという思いと、仲間の芸人たちがたくさん足を運んでくれるのではないかという考えから、会場に、東京本社を選んだことを語った。 木村は「彼女の全力で私にぶつかってくる姿勢にホレました」と明かした。西方は「怒りを発散するのが全部、やさしさからだと気がつきました」「すごい繊細な方なので、プライベートだけでも、毎日楽しく笑っていてほしいと思いました。守らなきゃと思いました」などと語った。 2人が結婚を決めたのは、1年以上前。プロポーズは「4回くらいに渡って」西方から行われた。当初、西方は「結婚はいつでもいいです」と伝えていたが、結婚と離婚を3回経験している木村にプレッシャーがあるのかと思い、「私が幸せにしてあげるから、プレッシャーは感じなくてもいいですよ」と告げたという。「ありがたすぎて、涙が出ました」と感慨した木村が、1週間程のちに、「あずき大のダイヤモンド」の指輪を渡したとのこと。 木村が、その指輪の裏にも記されているという西方の言葉『私は太陽であなたは月、照らしてあげるから、ただそこにいればいい』を紹介し、「安心して、その光を浴びて、目を細めながら、ひっそり輝きたいと思います」とよろこびを語った。(竹内みちまろ)
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芸能ニュース 2012年05月09日 11時45分
宮沢りえがFAXでコメント「離婚に向けての話し合いをしております」
女優の宮沢りえが、元プロサーファーで実業家の夫と離婚協議中であることをマスコミ各社へFAXで発表した。 同FAXで宮沢は、「現在私は夫と別居しており、お互いに弁護士の方を代理人として離婚に向けての話し合いをしております」と発表。その理由について、「少しずつ生まれた調和することのできない考え方の違いが重なり、これ以上共に歩んでいくことは難しいと感じ、このようになりました」と綴っている。 宮沢りえは小学5年の時にモデルデビュー。19歳の時に貴花田(現・貴乃花親方)と婚約したが2カ月で解消。09年2月に妊娠6カ月を発表し、同年4月に実業家と結婚。09年5月には長女を出産している。
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芸能ニュース 2012年05月09日 11時45分
麻生久美子が女児を出産
女優の麻生久美子が8日、女児を出産したことを所属事務所がFAXで発表した。 FAXで麻生は、「この度、私事ではございますが、ご報告させて頂きます。昨日、無事に女の子を出産致しました。おかげさまで母子共に健康に過ごしております」と報告。また、「慣れない育児に不安はありますが、愛情を持ってしっかり向き合い、そして楽しんでいけたらと思っています」と綴っている。仕事への復帰については、「タイミングを見て」とのこと。 麻生久美子は千葉県出身。1995年、第6回全国女子高生制服コレクションでグランプリを受賞して芸能界デビュー。1998年には映画『カンゾー先生』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、新人俳優賞を始め、数々の映画賞を受賞している。
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スポーツ 2012年05月09日 11時45分
ペナントレースは最下位でも「超ブキミな横浜DeNAの隠密行動」
横浜DeNAの高田繁ゼネラルマネージャー(66=GM)が新外国人選手の緊急補強を示唆したのは、5月2日だった。この時点で、チームの成績は6勝17敗1分けの最下位。同GMの補強案は当然だが、この時期の外国人選手の補強には「大きなリスク」を伴う。 「外国人選手を獲る場合、日本の野球に適応できるかどうかを見極めなければなりません。ベテランの渉外担当者が見誤るケースだってあるのに、短期間で好選手を見極められるはずがない」(プロ野球解説者の1人) 支配下登録人数の問題もある。現在、横浜DeNAは「69人」を登録しており、選手枠は「1人分」しか残っていない。その貴重な「1人分」を“ギャンブル”に使ってしまうのは「もったいない」のひと言。1人を獲る代わり、1人を放出する国内トレードの方が得策に思うが、ライバル球団の職員がこう否定する。 「横浜DeNAが『右の大砲』を探しているって話は有名ですよ。こんな言い方をしたら失礼ですが、向こう(DeNA側)にはこちらが欲しいと思う選手が少ないし、そういう選手は向こうも出したがらないので…」(ライバル球団の1人) 今回の高田GMの『外国人補強』発言は、「交換要員の問題」も影響していると見ていいだろう。 しかし、横浜DeNAの外国人補強は『新体制』の手腕の見せどころになるのではないだろうか。新フロントには、メジャー球団、米・代理人事務所とのネットワークを持つ人物もいる。GM補佐の嘉数駿氏だ。氏の前職はサンフランシスコ・ジャイアンツの日本駐在スカウト。さらに逆上れば、ボビー・バレンタイン監督時代の千葉ロッテで、同監督とスカウト、外国人選手を売り込んでくる代理人の間に立つ調整役も務めてきた。その嘉数氏のネットワークを使うのなら、それ相応の外国人選手を獲得できるのではないだろうか。 「横浜DeNAは池田純・球団社長が7月に渡米するスケジュールになっており、マリナーズの本拠地などを視察する予定。球場におけるファンサービスを見るためとされていますが、本当はもっと大きなプロジェクトが隠されているのでは…」(球界関係者) タンパベイレイズとマイナー契約した松井秀喜に対しても、そうだった。横浜DeNAは本気で松井を口説いていたため、今回の外国人補強にしても、 「本当はマイナー落ちした西岡剛、レギュラーから外された福留孝介を狙っているのではないか?」(前出・同) といった見方もされている。松井獲得に本腰を上げたときもそうだったが、「何故、横浜DeNAが大物獲りに動くのか」と聞かれれば、それ相応の軍資金があるからだ。 4年連続最下位のチームを建て直すのは並大抵ではない。ペナントレースの方は最下位脱出も難しいようだが、フロント内部は“戦う人材”が揃いつつあるようだ。